誰も助けてくれないと思ったところを助けられた
お題ギリギリの投稿となってしまいましたが、今回は少し昔の話をします。
今から4年ほど前、私は会社を辞めたいと考えていました。
今も会社を辞めたいとは考えていますが、その頃は当時の上司からパワハラやモラハラを受けていました。
具体的には、こんな感じのことを言われていました
・サーバー側の接続が切れているのが原因なのに、「もたもたしてんじゃねーよ」と言われる。
・「こんなものを合格にして良いのか??」と、イレギュラーな基準での対応が必要なものに対しての処理で、私が説教される。
他のメンバーもいる懇談会にて、「物がごちゃごちゃしているのは整理しようね。」と、名指しで指摘される。
・3日に1回くらい上記2つのような感じの機嫌が悪い対応をされる
・私だけならまだしも、役職が上の方に対してまで、機嫌の悪い対応をし、時に言い合いとなることがある。
当時は、入社時に配属された部署が廃止となり、新設された部署に異動したばかりでした。担当業務は持ち込んでいるので変わっていませんでしたが、私を入社以来指導してくださった上司が定年退職するため、上司が変わったタイミングでした。
後任で来た上司が上記の感じ、新しい部署にはほとんど旧部署の仲間はいなかったため、「周りの人に話をしても、全員が相性の悪い上司の味方につくだろう、この部署に私の味方になってくれる人はいないだろう。」と思っていました。
こんな日々が半年以上続き、「お金を稼ぐのに、ここまで大変な思いをしなければならないのならば、私はお金を稼ぎたいとは思わない。」と感じており、仕事を辞めるかどうか悩んでいました。少なくとも、「この体制がもう1年続くようならば、期中でも辞めよう。」と心に決めていました。
そんな辛い気持ちを抱えたまま、3月の期末を迎え、「無理をせず、今年度で辞めてしまえば良かったかもしれない。」と、退職願を出さずに年度末を迎えてしまったこと後悔している頃でした。
上司が先に帰ったある日、迎えを待っていたときに、部署のとある先輩に声をかけられたのです。
「上司の方、少し変な方じゃないですか?」
「あなたに対する上司の態度は、人に対する態度じゃない。」
その言葉を聞いた私は、大号泣。
今までピンと張らせ続けていた緊張の糸が切れてしまいました。
「泣かせちゃってごめんね。」と言われましたが、言ってくださった方は何も悪くはございません。
家に帰ってもほぼ泣き続け、合計で30分ほど泣いておりました。
なお、花粉症の時期なこともあり、鼻水はかなりの大惨事となっておりました……。
その問題のあった上司は、翌月付で異動となり、離れた後は、「こんな天国があったのか!」と思うほどでした。
後から聞いた話だと、「あんな人(当時の私の上司)と一緒に仕事したくありません!」と、その先輩など、複数の方が当時の部長まで進言、部署から離すようにしてくださったようでした。
あれから4年近くの時が経ち、異動した部署から元上司は私のいる部署に戻ってきてしまいました。しかし、私の近くで仕事をすることはないように調整されているみたいです。
私がnoteに書いた別の記事では、「他の人を業務の担当につけて欲しい」と希望は書いていますが、このパワハラ・モラハラの前例があり、現在の上司にあまり強く希望を出せないという問題を今も抱えています。
仕事納めのときに少し職場の方ともお話ししたのですが、「一緒になるのがあの元上司なくらいなら、1人で仕事をしているほうがまだマシ」というのがあるからです。
以前はこの頃の話をすると、辛い思い出が蘇ってきて泣きそうになりましたが、最近は笑い話にできるようになったと思います。
今思えば、ちゃんと引き継ぎさえできていれば、あの頃に仕事を辞めても、「部署が変わったばかりなのに。」と、誰かに軽蔑されることはなかったと思います。「あー、あの上司の下じゃあ、仕方ないよね。」と何人の方には思われたと思います。
今は、あの頃に仕事は1度辞めたと思って仕事を続けています。だから、現在進行形で仕事を辞めたいのも、「あれから後5年くらい(今年度終了時点は自分から退職願を出すつもりはありません)働くことになるんだから、もう十分働いたよね。」という思いが強いです。
あのとき話しかけられなかったら、あの頃の上司から1年で離れられなかったら、私はとっくに仕事を辞めていたと思います。
今は今でいろいろ思うことはありますが、仕事を続けることができて、ありがとうございます。
今の私があるのは、その先輩のおかげです!
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