障がい者の受け入れ方
「もう何回この手のニュース書いてんだよ!」とセルフ突っ込みをしたくなる(これで4〜5回目)くらい書いていますが、懲りずに書きます。
今回は、結構、「障がい者は受け入れたら大変そう、どう接していいのかわからない」という方のために私なりに思うことを書いてみます。
最初ですが、とりあえず話しかけてください。
少し話すと、なんとなくその人が、話すのが得意な人か苦手な人かわかると思います。
得意そうな人なら、どんなことができるのか、どんなことが難しいのか、積極的に聞いてあげてください。具体的にわかると、こういうときはどうすればいいのか?等がわかりやすいと思います。
苦手そうな人の場合は、1人でできる仕事を用意してあげてください。できること、難しいことについては簡単に聞いてあげてください。会話が難しいなら所属先のある程度上の方は1度採用前に会っていると思いますので、その方を介して、どのような情報があるのか聞いてください。
一番重要なのは、本人に合わせるということです。親切心が有難迷惑というか、混乱に繋がってしまう障がい者もいます。例えば、自分でやる意識が強いタイプの人ができることを手伝おうと思っても、逆効果です。
「教育係にされたよ!疲れるよ!」なんて方、いらっしゃると思います。
無理に頑張ってお世話しなくて正直いいと私は思います。
そのかわりといってはなんですが、話しかけやすい雰囲気をかもし出していただけたら、私なんかは嬉しいです。
多分ですが、一般の民間企業に採用されるような障がい者の大半は最低限のコミュニケーションは取れるはずです。(失礼なこともするかもしれませんが、大目に見てあげてください)
話しかけやすい空気を作っておけば、困ったら障がい者は自分から話しに行きます。なので、頑張って、「〇〇してあげなくちゃ」なんて、無理はしなくていいと思います。
……正直、今の上司、忙しすぎて少し話しかけづらいんだよな。と、ちょっと悲しくなって来たので、少し話題を変えます。
何度も書いていますが、今回の中央省庁における障がい者の採用人数は、中央省庁が求めてくるであろう水準を考えるとかなり難しいのではないかと思います。
私も昔、地元の公務員試験を受けたことがあるのでわかりますが、高校卒業程度の国語、算数(数学)、理科、社会、英語に加え、ところにより適性検査、小論文とこなさないといけません。補足ですが学力テストは進学校ではない高卒止まりの私が少々勉強したくらいでは難しかったです。大卒以上である程度勉強した方なら比較的簡単なようです。
つまりは、公務員試験は誰でも入れる簡単な試験ではなく、最低でも普通高校卒業程度の学力で、なおかつある程度勉強ができる人に絞られます。
加えて、(私は受けたことないんですけど…)面接試験が二次試験としてあるのが通例ですから、ある程度のコミュニケーション能力も求められます。勉強だけできてもダメなんです。
それだけの力がある人なら、正直殆どの人が民間企業に就職済みだと思います。
そのレベルを今から4000人も一気に募集するんですか?大丈夫ですか?集まりますか?、集まったところで、離職が多発した民間にシワ寄せがいきませんか?それで罰金増えても国は知らんぷりですか??と思います。
障がい者差別という声もかなり高くなっている時代ですので、あまり書けませんが、私が今まで見てきた中で、そもそも生きるのも大変な人、就職したくても実力的に難しい人、就職できる力はあるけど、大変な気持ちが強くてしたくない人…と、いろいろな障がい者の方がいます。
就職できるような前向きな障がい者が限られているなかで、やはり数字ありきは問題だと思います。
この際ですから、水増ししていた分から浮いた費用で障がい者に就労意欲と実状についてのアンケートを取ってください。私は喜んで書きますよ!
……私は、もう働きたくない……いや、もっと自分にあった仕事がしたい旨を思いっきり書きたいと思っています。
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