洞明寺の「初大師」大般若会。
寅さんが居そうな雰囲気が漂うこちらは・・・
佐伯市弥生の切畑地区「洞明寺」の参道入口です。
2020年1月19日、新年最初の縁日「初大師祭」がありました。
地域のみなさんが続々と集まってきます。
「鏡割り」がされると、お酒が振舞われます。
まずは、みなさん参拝から。
しばらくすると、子ども神輿が到着します!
子どもたちはご祈祷で屋内へ。
大人は、「次のプログラム」の前に腹ごしらえです。
おしるこを食べ、うどんを食べ、「大般若会」を待ちます。
大般若経は、約500万字で600巻におよぶ仏教の経典とのこと。
たしかに、何冊も机に置かれています。
この経典をすべて読むのは、相当な時間がかかります。
しかし、パラパラとめくることで、
読んだこととする「転読」というものがあります。
和尚さんは気合いの入った声でお経を読みあげ、転読されます。
この風景を「大般若会(だいはんにゃえ)」というそうです。
転読で起きる「風」にはご利益があるということで、
この日は地域のみなさんがこぞって、無病息災を祈念されます。
肩をポンポンと叩いてもらうことも、ご利益ありです。
この日はいい天気でしたので、多くの方がお見えになりました。
演芸コーナーもあったり。笑
演芸、おしるこ等々。
地域のみなさんが地元のお寺に集まる仕掛けがあり、
年の始めにお互いの顔を確かめ合う
そんな伝統行事があることは、豊かなことだと思います。
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