堤内の「春祈祷」。
寒い冬の日。
こちらは佐伯市弥生の提内(ひさぎうち)です。
・・・というわけで、ご覧の通り、雨が降る中やってきました。
ここは堤内の六柱神社、こちらの氏神様です。
この日、地区の公民館で「春祈祷」があるとのことでお邪魔してきました。
私が到着したとき、ちょうど神楽が行われておりました。
というより、半日かけて、祭事が行われているとのこと。
13時から21時までの長時間にびっくりです。
「春祈祷」と検索すると、全国各地で行われています。
時期は、1月~3月。
やはり、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、身体健全、無病息災を
祈る行事が、春祈祷であります。
こちら堤内では神楽のうち、「岩戸神楽」を舞うのが習わしのようです。
大きな太鼓の響きを聞いていると、
その波動に邪気が退散していくようです。
リアス式海岸に抱かれた佐伯市は、その「浦」ごとに集落があります。
その浦が背負う山の向こう側、川筋ごとに「里」があります。
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そして、各地域ごとに、神社があり、祭事が行われ、
非常に文化豊かな地域が形成されています。
この提内(ひさぎうち)地区も、川筋に位置しており、
その川は「提内川」といいます。
上流方向には何があるのか?
知りたがりのリトルおおの(古い!笑)が出てきてしまい、
提内川の上流方向に進んでみました。
すると・・・、神社が!
歴史が深そうですが、実際はよくわかりません。
冒頭にご案内した「六柱神社」、
こちらは大正13年に「6つの神社が合祀」されたものです。
そのうちのひとつだったりするのかな。
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とにかくパワースポット的な場所で、
小さなふたつの川が合流する地点に位置しておりました。ありがたや~!
なかなかの急傾斜の石段です。
かつては、この上で「春祈祷」がされていたりしたのかな・・・。
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上が気になりますが、遠慮しておきました。
それにしても、佐伯市、奥が深いです。