「うめ秋大祭」の彩り。
佐伯市宇目の秋。
色彩豊かな装飾の数々。
この祭りは、「うめ秋大祭」といいます。
2つの地域の合同の祭典であり、
各地域にある3つの神社から、神輿に乗って、会場に神様がやってきます。
鷹鳥屋神社の「椿原祭典」、
そして、鳶野尾神社と八柱神社の「八匹原祭典」との
合同の祭典であります。
じつは、私も神輿を担がせていただきました。
神輿を見ているのと、実際に担ぐのは、まったく違いますね・・・。泣
やはり、経験者は上手に担ぐので、重みが分散されて、
そこまで大変ではないそうです。
しかし、素人はだめですね。
頑張ってしまい、一人、力んでしまいます。
神様の重みを肩に味わってきました。
人生もそうなのかもしれませんが、
ひとりで苦労を抱え込んではなりませんね。
苦労は分け合えば、なんてことありません。
神輿が、そんなことを教えてくれているように感じます。
伝統文化は、言葉ではない方法で、
大切なことを私たちに伝えてくれている、と強く感じます。
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祭り本来の意味を見失った現代では、
少しずつ人間関係も希薄になりつつあるのではないでしょうか。
たくさんの色が集まって、ひとつの形を成す。
彩り豊かなの装飾品は、何を意味するのか。
神輿も後半は、頑張りすぎずに呼吸を合わせると、だいぶ楽になりました。
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届けられた神輿を前に、
五穀豊穣と家内安全を祈念し、たくさんの伝統芸能が舞われました。