本匠三股、「菜の花」の黄色い絨毯。
黄色い世界が広がると、
「ここからは春」と言われているような気がする。
ここは佐伯市本匠の「三股」地区。
まぶしいほどの見事な黄色で、春の陽気とぴったりな色。
「菜の花」といえばを探してみると、
与謝蕪村にたどり着く。
「菜の花や 月は東に日は西に」など、
菜の花に関する多くの俳句を残されていた。
この美しさに、一句詠みたくなるのも分かる気がする。
季節を感じながら暮らすことが、どれだけ尊くて、幸福なことか。
少しだけノスタルジーに浸りつつも、
また経済社会に戻らなければ。
今年もまた花言葉を思い出す。
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菜の花は、「小さなしあわせ」。