サイカソウ研究者〜典型的肥満劣等生〜
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。
みなさんこんにちは!
はじめてこのnoteに投稿してから、2時間の間に20人弱の方が閲覧頂きました。私のような人間に興味を持って頂く方が、世の中にいらっしゃること、本当に光栄に思います。
現在、私ことサイカソウ研究者は、地方の大学で社会科学系の科目を教えています。身バレしてしまうので、細かくはお伝えできませんが、社会科学系とは、文系で、法学、経済学、社会学、そして教育学などが挙げられます。研究者にとって就職氷河期を迎えて久しいです。特に文系で、研究者を志すとなると、つぶしがきかないことが多い。
「自分は、研究に向いていなかった。」
気づいた時にはもう遅い、とっくに新卒や第2新卒の年齢を超えてしまい、民間就職はもう無理。頼みのはずの非常勤講師の口さえ見つからない。。。。それが、文系のそれも社会科学系の研究者の方々の多くが直面する「現実」といえます。もっと悲惨なのは、博士論文を提出し、⚪︎⚪︎博士という肩書きを持ってしても、もっというと、海外のケンブ⚪︎ッジ大学大学院だとか、オックス⚪︎ォード大学大学院とか修了し、博士号を持って、帰国!!ひと昔前なら、即大学に就職し華々しいキャリアをスタートしていました。
ところが、いわゆるこうした超一流の「ポスドク」の方々も就職先が見つからず、悲惨な状況を迎えているのが、日本の社会科学系研究者を取り巻く状況といえます。
ちなみに、サイカソウ研究者は、その名の通り、サイカソウ。博士号を持っていない、30代の研究者のはしくれです。ただ、このご時世に、ポスドクでもなく、任期付の教員でもなく、任期なしの教員になれたことは奇跡に近いといえます。なにせ、超がつくほどのエリート研究者が非正規雇用もしくは職無しの状態が、もはや当たり前なのです。
お恥ずかしい話、指導教授からも「サイカソウ!一生分の運を使っちゃったね⭐︎」と言われる始末。ホントそう思います。
社会科学系を取り巻く学術界の話は、身バレしない程度にいつかお話を、できるだけ具体的にさせて下さい。正直、大学教員の仕事はブラック企業並みに激務です。色んな業務を行いながら、研究論文を出し続けなければならない。世間はGWと、遊びに行く計画だったり、骨休みをする時期ですが、サイカソウにはそんな時間はありません(涙)。
本当は、温泉でも行って、何も考えずにのんびり、ぼーっとしたいのです。でも、現時点で論文の締切を2本抱えているため、GWは骨休みになるどころか、毎日3時間睡眠という、日頃の生活と変わりはありません。ただ、研究室でなく、自宅で論文を書いているという、日常とかわり映えのない、なんともくらーい日々なのです(笑)。でも、そんな生活苦しいけれど、嫌いではないので、私は根っからのどMなのかも。。。。w
と、まあ仕事が無くて地獄、仕事があっても地獄。多かれ少なかれ研究者はみんな同じような状況だと思います。こんな厳しい世界に、なんとかしがみついているサイカソウ。みなさんこう思われたかもしれません。
「公立中下から2番目なんてウソだ!!!!」
実は、この間同窓会がありました。当時の私を知る地元の人が多く集まりました。彼らは口々に言いました。
「おまえが、大学教員なんて、うそだ!経歴詐称だ!!」
「おまえにならった学生は、絶対不良になる!!!!」
はい。どのみちツッコまれる人生なのです(涙)
「そんなヤツが、こんな厳しい世界に生き残れる訳がない!!」
ごもっともです。正直、大学は少子化を迎え久しく、大学淘汰の時代を迎えました。私もいつどうなるか分かりません。とはいえ、今のところは、研究でなんとかご飯を食べることができているのもまた事実です。
まずは、小学校時代の話をさせて下さい。
私の小学校時代のあだ名は、
「こでぶ」
でした。背も低く、ぽっちゃり体型だったため、ずっと「こでぶ、こでぶ」と6年間言われ続けていました(泣)。
悪口を言われ続けて「何くそ!」と頑張れる人はいいですが、私は、典型的なまけもの。勉強も手がつかず、通知表は、悲惨でした。
私の小学校の通知表は、「できる、もう少し、がんばろう」という仕組みで、お優しい小学校の先生はなるべく、「できる」を付けようとするし、妥協してしぬいて、「もう少し」、「がんばろう」は普通のご子女ならばお目にかかれないシステムでした。
私は、
音楽の成績は、「できる」だったのですが、それ以外は、ぜーーーーんぶ
がんばろう
だったのです。。。。。
サイカソウ研究者の小学校時代、それは、名誉ある「典型的肥満劣等生」だったのです。さて、次回はそんなサイカソウの小学校時代の日常生活にせまりたいと思います。乞うご期待!!!!笑。
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