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ニーズのあるコンテンツ
地元公立図書館の蔵書データベースを特定のキーワードで検索すると、興味深い情報が得られます。この方法では、今この瞬間に貸し出されている本を確認できます。これらの本は、知りたいけどカネは出せない、出したくないコンテンツのリストに他なりません(笑)。
書籍を刊行年月の新しい順に並べかえると、さらに「今のニーズ」が明確になります。具体的にキーワードをあげると、「年金」「和田秀樹」「介護」などが挙げられます。これらのキーワードは、老後、高齢社会を反映するものとなっています。
このリサーチは、グーグルの検索データ分析をしのぐものです。なぜなら、ユーザーは本を借りるテマと時間を使っているので、より強いニーズであるとわかるからです。単に調べているだけではないのです。
たくさんの人が順番待ちをしている本を確認すれば、ニーズのあるコンテンツを具体的に確認できます。
ちなみに、グーグル検索する人は減っています。一方、SNSで検索する人は増えています。さらに、AI検索の便利さを知った人が、ふたたびグーグル検索を利用するとは考えられません。
公立図書館のデータ分析は、発信やオリジナルコンテンツをつくる場合のヒントになるかもしれません。ニーズを映し出す鏡として、貴重な情報源となりうるのです。
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![金子幸嗣](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39666532/profile_c1584fce4c1f1475b06c7487f43c1d5e.png?width=600&crop=1:1,smart)