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須田景凪の「Alba」がとても良い

表題の通りである

僕は須田景凪の楽曲が好きだ

つい先日公開された「Alba」
こいつがはちゃめちゃに良い

PCからでないと書きにくいのにスマホから書き始めてる程良い
お前らも聞いてくれ

須田景凪の楽曲は個人的にだが男女に関して主に歌う事が多い
というかほとんどだと思ってる

1番好きな曲は「鳥曇り」だが差し迫るほど好きだ

詞の引用はどういう扱いなのかわからんが

使い捨ての毎日へ 指先で空をなぞる
例えばこの退屈も心から受け入れたら

から始まる

主人公は退屈な毎日に飽きているのがよくわかる書き出しだな
みんな「毎日最高!楽しい事いっぱい!」って人にはなれなくて藻搔いていると思う
自分もそうだ

これから何処へ流れて行くのか
瞳は雨に晒されていないか
行き場を無くして鳴いてはいないか
心の中でさえ

宙ぶらりんの目標、指標のない退屈な毎日を許せないまま過ごす主人公が語られた前段より

一行目は自分から出ている疑問のようだなーと思った

二行目、三行目はそんな主人公を憂い心配する人から投げかけられてると推察してる

特別な日々は要らない
在り来たりで良いと静かに笑ってみせた
季節よ 巡って風を纏え
いつか心に花が咲いて全てを愛せたなら

前段の主人公に対して投げかけられていると推察したものから考えると筋が通るように思える

心配してくれる人に「退屈な毎日だけど特別な日々なんか要らないよ、在り来たりで良いさ」と許せない毎日を過ごす自分を「こんなもんだよ」と誤魔化して心配をかけさせまいとしてると思える

時間が経ってこんな思いをせずに誤魔化したりしないでこんな退屈な毎日も愛せたらなぁという苦悩とともに諦めを感じられるサビだ

わかる

誰しもだと思うが現状に満足なんかしていなくて「もっと出来る!」
「なんでこんなに苦しいんだ…」
「あいつは幸せそうだし、楽そうでいいよなぁ」
なんて羨望や苦悩を抱えながらも、親しい人や家族、恋人に心配をかけまいと気丈に振る舞っていると思う
僕はそうだ

そんなどうしようもなさや苦しみを誰かに渡さなかったり、親しいが故に頼れない

時間が解決してくれないかなんて思って

「生きている」とも言えないような

「今日も生きちゃったな」と思ってしまうような感じ

そこまで言ってないかも
私情が鬼だわ

1番のみだが自分はこんな解釈

みんなも聴いてみて欲しい

須田景凪の楽曲は男女の関係の終わりや憂い、すれ違いなんかの微細な感情の機微を彩色豊かに描写してる楽曲が多い

「モテないのにそんな曲ばっか聞いてんじゃねぇぞ」という声が聞こえる気がするが

うるせぇ〜!!
聴け〜〜!!


俺だよ