「今週日曜日は衆議院議員総選挙の投票日」。注目すべき3つの数字を追っていくと開票速報の出る午後8時からの見方が変わる!まずは「233」。衆議院定数465の過半数だ。次は「310」。憲法改正の国会発議に必要な総定数の3分の2を示す。一番大事な数字は「55・93%」。2021年に行われた前回の衆議院議員総選挙の投票率。貴重な自らの声を国政に届ける手段は、まず投票から。(藤)
「18年目で初の日本一」。信濃グランセローズ悲願まであと2勝。小山運動公園球場での愛媛との準決勝。初回に2点、2回に1点と取られ、敗戦ムードがただよい、正直「ここまでか…」と。しかし、その裏打線はつながり、試合をひっくり返した。松井コーチ兼任選手が言った「1球1球大事にと厳しく言ってきた選手は精神的にも強くなった」。この逆転が今年の信濃の強さを象徴していた。(藤)
「歌には人の心を動かす力がある」。晋平少年少女合唱団の定期演奏会。一人ひとりの個性ある歌声がその日にしか聴けないハーモニーが生まれ、うっとり聴いていた。巨人の星、タッチ、そして信濃グランセローズの応援歌が良かった。今まで録音でしか聴いたことがなかったが、ライブの方が断然良い。その信濃は明日からいよいよグランドチャンピオンシップ。スポーツにも人の心を動かす力がある!(藤)
「日本一まであと2勝」。神奈川とのファイナルラウンドで2連勝。信濃グランセローズがBCリーグのプレーオフを制した。悲願の日本一へ向けて舞台を栃木に移し、他5チームの強豪の頂点に立てるか。小田原球場でカメラを構えて思ったのは、ファンの熱量はダントツ優勝。良いプレーが出たとき称え、時には厳しい声をかけることもある応援団は、まるで10人目のプレーヤーのような心強い味方だ。(藤)
「北信州で学生が考案した2種類の弁当が誕生」。新鮮屋オタギリの「信州サーモン弁当」とふるさと弁当こころの「かむかむハンバーグ」。どちらも個性が光っていて野菜が豊富。味付けは十分だが、減塩と申し分なし。自炊ではほぼ白米なので、野沢菜漬けごはんや十六穀ごはんが使われているのもうれしい。学生が食べる人の気持ちになってアイデアを出したのだと食べればわかる。ぜひ食べてみて!(藤)
「信濃グランセローズ、ここから負けられない試合が続く」。BCリーグはレギュラーシーズンを終えて、プレーオフ。今シーズンの信濃、投手力は安定していたが、攻撃力は打順を組み換えながら完成した形を求める1年だったと思う。しかしこの終盤で打順が確立しつつある。キーマンは2番に入った明神選手。最近はバットを短く持ち、ミートも長打もバントもという適応したバッティングを見せている。(藤)
「100歳の自分がどういう姿か楽しみ」。テレビ番組「徹子の部屋」で70歳を迎えた片岡鶴太郎さんが出演したときの一言。「マッチで〜す」と言っていた若い頃に比べたら、ライフスタイルも風ぼうも相当変わった。ボクシング、芸術、ヨガ…などストイックに続けていくその継続力は見習わなければならない。自分も「年を重ねるのが楽しみ」と言えるように。では敬老特集の取材に行ってきます。(藤)
夏の風物詩「花火」。花火大会は日本各地で開催されている。玉が小さいものから大きいものまで、派手なスターマインからしっとりした単発まで、花火はやっぱり現場で見るのが一番だ。音、風圧、みんなの楽しそうな雰囲気、これらは会場でなくては味わえない。お盆ということもあって、家族でシートを広げて食べたり飲んだりしながら花火見物。「千曲川河畔納涼花火大会」は大いににぎわっていた。(藤)
「ナスの牛にのってご先祖様がゆっくりと帰っていく」。きょうは送り盆。親戚家族が集まり、1年平穏無事に過ごせたことをご先祖様に感謝してお墓に手を合わせる。セミの鳴き声響くなか、心を落ち着かせて今日までを振り返る。私にとって「また冬に向けてがんばるぞ〜」と実りのある1年を目指して気合いを入れるお盆でもある。この日を過ぎると山里には秋風が吹き、鈴虫の音色が響く。(藤)
パリオリンピックは終盤戦。注目競技のマラソンが残っている。男女ともに世界との壁は厚く、日本記録を塗り替えてもまた世界記録が更新されていく。一発勝負のマラソン。大事なのは記録より順位。もしかしたら…と思いながら観戦する予定。もうひとつの戦いであるシューズのシェア率にも注目。今大会はメイドインジャパンが活躍すると見ている。用具と選手。スポーツはさまざまな見方ができる。(藤)
2年連続で夏の高校野球県大会決勝の取材に。順当に勝ち続けた長野日大か、強豪佐久長聖を破り、赤穂にサヨナラ勝ちした勢いにのる長野俊英か。会場の熱気は朝から最高潮で、浅間温泉に続々と車が吸い込まれていく。試合が始まるとそこから秒で時間は経過していくが、選手一人ひとりの顔の1球にかける必死の表情は今でも覚えている。ひとつのことに夢中になる大切さを知り、また次の現場へと急ぐ。(藤)
夏、毎年恒例にしているのは「一番好きなあのスイーツ店のかき氷を食べること」。フワフワの氷の中にはムースが入っていて、自家製の氷蜜がかかっている。食べ終えた後の皿に残った氷水が特においしく、一滴も残さず。これを食べると「夏が来てまたこのおいしいかき氷が味わえた」と安心した気持ちになる。あっという間に終わってしまう信州の夏。マストはもう一つ。昼休み中に1㌔泳ぐこと。(藤)
カメラを向けて「少し笑顔ください」。これでは本当の笑顔はなかなか出ない。「写真はポートレートが一番むずかしい。撮影する人がオジサンであるほどなおさら」と自分は思う。この時だけは技術うんぬんかんぬんではなく、自然な笑顔を引き出すのが本当に難しい。しかし、今週の取材でどの写真を見ても笑顔な案件が!「小布施見にマラソン」。どのランナーも輝いた笑顔。来年も出るしかないね!(藤)
「群青に心動かされ」。一人の歌声も好きだが、それが大勢となってハーモニーを生み出すと大きな感動を生む。飯高祭の1日目、合唱祭に取材しながら聴き入る。3年生は最後の合唱ということもあって、完成度が高い。審査する先生が言っていたように、どのクラスも素晴らしい出来で差をつけにくかった。合唱のハーモニー、クラスの団結力にグッと心をつかまれる瞬間が。審査員ではない私から一票。(藤)
「次の1万円札の顔は渋沢栄一」。約20年ぶりの紙幣刷新が施行された。なぜ刷新?と考える人も多いのでは。「偽札を作らせないため」というのがひとつの答えだが、それだけではないはず。金は天下のまわりもの、奥底にひっそりと置いておかず、使って初めて意味のあるものとなる。ヒントはここにあるのでは。経済界の大イベントが日本経済にとって起爆剤となるか。ちなみに円は安くなるばかり。(藤)
「リニューアルした中野市民会館、中野市総合文化祭・文化展で幕開け」。中野市といえば文化芸術の盛んな地でもある。ソソラホールで地元の芸能、芸術団体が日ごろの成果を披露。表現というのは歌、踊り、語りなどさまざまあり、観ている人の心を揺さぶれば感動を生み出す。商売、仕事…どんな場面でも同じ。いかに人の心をぐっとつかむか。私はつかまれましたよ。お父さんが歌うバス・ストップ。(藤)