茸やま

おちた 鼓した
ひらく かさの はがくれ
われ どちたけの
とどかぬ 深山 くれて
そら 堕ち
もり 朽ちるころ
ならぶは 遺れ 石となり、
まつだけ 雪の
西むく地蔵が あたま つもらむ

 
【鎌倉の天気】
 あきあらふ ながめのさきの 灯檠さぶし


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