狐火

ゆめにまで、
すぎる息を 白く つぶして
獲られた はらから
数え唄
まだ 見ぬまで かぞえしも
ぬらす あをいの 面影
そら
ならびゆく 雲は なきごと
あたため
つつまる
藁 しみた
にほゐが なつかしい

 
【鎌倉の天気】
 しもふる海の やけてながるる 月のしきたへ


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