くりひらひ

あをくもの
名をおふ 赤柴や
白河と 出づれば
月 おちて
炭 焼きて
山極に 狐火 ならふを
婆が手 懸からば
いずくの 馬も 廻すなり、よ
ささ 聞こへくる
まなごの 小さきも
子守の背
 

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