うるし燃ゆ

しかとなく
まよひ 奥山の路に
漆 燃ゆ
すずかけ つま別れし
独り散る 枝の 葉の
秋峰は 九十九折り
青雲 見晴るかす
ひさかたの
御下り ゆかれし 姫のあと

 
【鎌倉の天気】
 爽湘の 潮風をともに 白秋や さりぬ


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