二百十日

くび たれる
穂なみに 花 なし
きこゆる 挽歌の
をよづれを さやぐ
十字きる かせの なつかしや
祈りの丘を こゆとき
荷を すて
かれた 衣手の
車力に 輪 なし

 
【鎌倉の天気】
 ふくあきの あらみ くもとび にしに晴れ


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