さくらもち

灰桜
ま少しの 夢が つづきに
はるや来ぬ
もちむし 塩葉に つつまるる
浮世の まにまに
あらた光が 潺ごと
ひろげるや
香みつ 一杯の湯
烏兎を 忘れつる

 
【鎌倉の天気】
 靄かすむ さきの朧なる
 波はしずけど まち月のこず


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