けし炭

はるまち 蜻蛉花
くたひて 匂を わすれ、
昨宵 紅は 灰となれり
さめて
朝は 無尽の 壺
そこ潜る 小さき 夢ごと
かために 見おくるは
しづか とな
ゆく み吉野の 奥の
奥まで

 
【鎌倉の天気】
 つめとうよ 波うき雲に 梅の香は


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