芋の露

かれ たぐるは 誰ぞ
かたき 白実
百骸
けせぬ罪びとが 銘板
のがれた村に 黒御影
あめに 袖をぬらし
くさ露 あつめて
月 満ちるとも
かれの井戸 ふかし
ほれど つきぬ
子守歌うたう 母

 
【鎌倉の天気】
 そうふう一過 なみは 中秋にあり


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