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人生の痛手にならない額ならば。

■ベトナムの暗号資産取引。
・最近のニュース、「ベトナム計画投資省の提案『金融センターでの暗号資産取引』に明確な法的枠組なく財務省が反対」。
・計画投資省は「ベトナムにおける地域・国際金融センターの設立に関する国会決議案を策定し、この中で2026年7月1日から金融センターにおいて暗号資産(仮想通貨)の取引を試験的に実施することを提案した。しかし、財政省はこの提案に反対の立場を示した」。

■政府は慎重に検討。
・財政省は「現在のところ暗号資産に関する明確な法的枠組みが存在しないことを指摘。暗号資産の管理には、発行、取引、セキュリティ、サービス許可、リスク管理などの厳格なプロセスが必要であり、国家の金融安全保障にも影響を及ぼす可能性がある」と主張した。
・また「関係省庁との慎重な協議が必要として提案に反対する立場を明確にした。特定の開始時期を設けるのではなく、政府が暗号資産関連の政策導入を慎重に検討する方向で草案を修正するよう提案した」。
・ちなみに「2月18日に採択された政府の組織構造の改革に関する国会決議によると、財政省と計画投資省を統合し、グエン・バン・タン氏(旧財政省の大臣)が新財政省の大臣を務めることになっている。新財政省は両省の機能と任務を継承する」。

■若年層が暗号資産を保有する。
・余談、ベトナムは世界でも暗号資産の普及率が高く、人口の21.2%が保有し、また所有者の多くは若年層で26~36歳のグループが大多数を占める、と言われている。
・しかし上述の通り、現在ベトナムでは暗号資産に関する法整備が不十分であり、法的リスクが存在し、また『ベトナム中央銀行』は同資産を合法的な支払い手段として認めていない。
・ベトナムはデジタル経済の発展に力を入れており、ブロックチェーン技術の導入が進んでいることから、数年後には様々なハードルが下がり、更に多くのお金が暗号資産に流れ込む事と察している。
・私は機会があれば、失っても良い金額、無くしても人生の痛手にならない額を暗号資産に換えようと考えており、知り合いのベトナム人で実際に資産運用を行っている人に色々と聞いてみたいと思うのだ。言われないだけかもしれないが、私の周りのベトナム人、暗号資産を既に持っている人を私はまだ知らない。

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