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長時間要してもバイクで帰省。

■テトの帰省で街中は大渋滞。
・最近のニュース、「2025年1月24日・テトの帰省で道中の渋滞、午前10時にハノイ市の自宅を出発し同市を抜けたのは14時過ぎだった」。
・この時期「配車アプリの運転手はこぞってアプリをオフにしたり、運賃が普段の2倍以上に値上がりしているにもかかわらず、配車依頼を受けた後にキャンセルされたりする」。

■タオさんは疲れてしまった。
・ハノイ市内から田舎へ帰省するタオさんは「ハノイ市内の中心部から国道5B号線まで普段なら2時間で行けるところ、なんと4時間もかかってしまった。ドンダー区のグエンタイホック(Nguyen Thai Hoc)通り、バーディン区のホアンジエウ(Hoang Dieu)通り、ホアンキエム区のチュオンズオン(Chuong Duong)橋、ロンビエン区のグエンバンリン(Nguyen Van Linh)通りと、どの通りも大渋滞。交差点では、信号が2~3回も変わるのを待たなければならなかった」と漏らす。
・「午前10時に出発しハノイ市を抜けたのは14時過ぎだった。タオさんは、ここから先はもう交通渋滞に巻き込まれないとしても、実家に着くまでに少なくともあと3時間はかかるだろう」と見積もった。そして「あと1回でも渋滞に巻き込まれたらもう完全に疲れ果ててしまいますね」と彼女はは語った。

■あるベトナムの景色。
・余談、現在ベトナムでは自動車もかなり走り出しているが、まだまだバイク文化が根強く残り、ベトナム人の移動手段は主にバイクとなっている。
・私のベトナム人仲間は主要都市から田舎へ帰省するのに、飛行機や長距離バスを利用せずバイクで6~9時間走る事を選択する人々も少なくない。
・彼らのバイクを都会に置きっ放しにすれば、飛行機や長距離バスで田舎に帰ってもテト期間中をバイクなしで過ごす事になる。その状況を避けるため長時間かけてでもテト土産を積んだバイクで帰省する人々が多いのもベトナムこの時期のワンシーンとなっている。

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