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ベトナムのカケラたち 2024年4月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ハノイ

蛇口から溢れる幸せ。

■サイゴン水道公社の目標。 ・最近のニュース、「サイゴン水道公社(Sawaco)は、2025年以降飲用可能な『ホーチミン水道供給計画』を目指す」。 ・Sawaco社は「2025年以降に直接水道から飲める品質の水を提供することを目指して、水道の供給計画の完全化を進めている」、これは「2020-2025年の任期で第四回企業党大会の決議を加速実施する一環として掲げられた目標のひとつ」である。 ・現在「Sawaco社は国有企業として水道施設を管理しその設計総能力は一日あたり240万立

美しい流線とベトナムの街並み。

■ベトナム初英マクラーレンのショールームが開設。 ・最近のニュース、「英マクラーレン新型/クーペ及びスパイダー『750S(1.2~1.3億円)』をベトナム市場へ投入」。 ・英マクラーレンはベトナムはホーチミンに国内初のショールームを開設し新型車『750S』の販売を開始した。本車両は「ブランド史上最軽量かつ最もパワフルな新型スポーツカーとなる。 ・販売価格は「クーペタイプ1億2000万円、スパイダータイプ1億3000万円」。 ■『720Sスパイダー』後継モデル『750S』を市

澄みわたる日本。

■世界で最も大気汚染がひどい都市。 ・最近のニュース、「世界保健機関(WHO)発表、『世界で最も大気汚染がひどい都市』はハノイ、ベトナムでは毎年推定6万人死亡」。 ・ベトナムの中央肺病院医師は「大気汚染の期間中、同病院では呼吸器疾患の患者数が増加し季節の変わり目や大気汚染がひどくなると、診察患者数は通常の20%増加する」と示す。 ■ホーチミン市も深刻な状況。 ・ハノイ市民からは「外出時に息苦しさや不快感を感じる」、「マスク着用も鼻に直接飛来するほこりをはっきりと感じ、非常に

日々花の香りに包まれて。

■移住したい街。 ・最近のニュース、「『移住したい街』、ベトナム63省中ホーチミン市首位、ハノイ市2位、ダナン市3位、カントー市4位。ラムドン省5位」。 ・上述データは『統治・行政・管理効果指数(PAPI調査)2023年版』で発表された。PAPI調査は『ベトナム祖国戦線幹部育成科学研究センター』、『地域社会開発研究サポートセンター(CECODES)、『国連開発計画(UNDP)』が2011年から毎年実施している。 ■家族と一緒に暮らしたい。 ・「上位4位はいずれも経済発展した

ベトナムのメトロ1号線。

■今年7月メトロ1号線開通。 ・最近のニュース、「ホーチミン/メトロ1号線完成率98%、7月開通で3ヶ月間の無料運行、商業運転10月開始予定」。 ・ホーチミン市交通運輸局は「同市都市鉄道(メトロ1号線)/ベンタイン~スオイティエン間約20㎞)について、商業運行開始から最初3ヶ月を無料運行する方針を示し、これは市内の『公共交通機関利用者向け支援措置草案』の中で提案」した。 ■メトロ1号線の投資総額2650億円。 ・また「メトロ1号線に接続する17本のバス路線も同期間無料運行を

ベトナム経験値を上げる。

■ハノイ新築マンション価格10年で2倍超。 ・最近のニュース、「ハノイ新築マンションの平均販売価格は1㎡27.7万円(ホーチミン29万円)、供給不足で価格上昇10年で2倍超」。 ・米不動産サービス大手発表レポートより、「2024年3月末時点におけるハノイ市のマンション供給量は670案件の約37万戸」となる。 ■ホーチミン市の価格水準に近づく。 ・ハノイ市のマンション販売価格は「2014年~2023年に2.1倍へと拡大し、年平均上昇率は+9%増加、特に高級クラス物件の供給が多

メコンデルタの本気。

■最も物価が高い都市。 ・最近のニュース(2024年4月2日付)、「ベトナムで『最も物価が高い都市』は引続きハノイ首位、ホーチミン2位/『最も低い地域』はベンチェ省(西部)」。 ・ベトナム統計総局(GSO)発表の『2023年の生活費指数(SCOLI)』では「ハノイ市は全国で最も物価が高い都市であり続けている」。2022年比でランクの大きな変化はなかった。 ■もっとも物価が安い地域。 ・一方ホーチミンは「商品群は衣類・帽子・靴が81.99%、文化・娯楽・観光が91.87%、食