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ベトナムのカケラたち 2024年9月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#増加

ベトナムの夜明け前。

■アジア開発銀行のベトナムGDP成長率予想。 ・最近のニュース、「『アジア開発銀行(ADB)』はベトナムのGDP成長率予想、2024年+6.0%、2025年+6.2%と再び据置いた」。 ・ADBは「『アジア経済見通し(Asian Development Outlook)』レポートでベトナム2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を(上述に)示し、また2024年と2025年のインフレ率予想も共に+4.0%で据置いた」。 ■外需拡大、内需低迷。 ・ADBエコノミスト曰く

きっと私は無力。

■年末迄に南シナ海5台風発生。 ・最近のニュース、「2024年10-12月間ラニーニャ現象に移行する可能性50〜70%、年末迄に南シナ海5台風発生、VNに3つ上陸と予測」。 ・気象学および気候変動研究所の報告は「8月中旬から9月初旬にかけてエルニーニョ・南方振動(ENSO)は中立状態にあるが、10月から12月の間にラニーニャ現象に移行する可能性があり、南シナ海では台風の発生数が通常年を上回り4〜5つの熱帯性低気圧が発生する見込み」と示す。 ■降水量も増加する。 ・「特に台風

私の3rd Place.

■ピックルボール需要はベトナムでも急成長。 ・最近のニュース、「世界のピックルボール(テニス、バドミントン、卓球を融合させたようなスポーツ)製品市場は2032年迄に21.2兆円成長が予測され、ベトナム市場も急成長、2023年第二四半期製品売上1.3億円(第一四半期比で150%増加」。 ・ピックルボールは世界的にも急速に普及しており「米国では最も成長が著しいスポーツで『アメリカスポーツフィットネス協会(SFIA)』は2023年には890万人のプレーヤーが存在し今後も拡大が続く見

渡米するベトナム人たち。

■アメリカ大統領選、ベトナム経済への影響。 ・最近のニュース、「アメリカ消費動向はベトナム経済成長に直結、アメリカ大統領選でベトナム経済への影響は限定的で引続き安定」。 ・専門家曰く「民主党と共和党のいずれが勝利しても、ベトナムとアメリカの貿易は安定して続く見込みである。両党の経済政策には多くの共通点があり、特にアジア地域、そしてベトナムに対する政策については、大きな違いはない」という。 ・「民主党は産業政策に重点を置き、国内産業の振興に向けた補助金や支援策を推進する傾向」が

国際色豊かな景色と香り。

■ベトナム国際観光客数は増加傾向。 ・最近のニュース、「ベトナム2024年1ー8月末迄の国際観光数1140万人のうち日本人46万人、政府通年目標1800万人へ徐々に迫る」。 ・「観光客数の大半は韓国と中国からで全体の約半数を占めた。特に韓国の訪問者は全体の26%を占め300万人超え、中国240万人、台湾85万人、アメリカが53万人、日本46万人と続く」。 ・また、「オーストラリアやインドなどの市場も顕著な成長を見せオーストラリアからの訪問者は前年同期比で25%増加、インド26

雑誌は私の宝箱。

■ベトナム繊維(アパレル)業界。 ・最近のニュース、「2024年8月末時点、ベトナム繊維(アパレル)業界全体の輸出額4.2兆円(前年同期比6%増)、大半が年内の輸出注文確保」。 ・ベトナム繊維産業協会(VITAS)は「大半の企業が2024年第3四半期および第4四半期の輸出注文を既に確保、現在は来年第1四半期の契約に向けた交渉に注力している」という。 ■世界経済停滞、グローバル購買力低下。 ・ベトナム税関総局統計より「2024年7月の繊維製品の輸出額は5404億円(前月比17