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不安障害でもポトレしてみた時の話と声のかけ方で世界観が共有できた話。

おはこんばんにちは。
福田 彩午(ふくだ さいご)です。
不安障害持ちのカメラ好きです。

写真は楽しいけれど、やっぱりモデルさんを雇ってポートレートがしてみたい。
そんな気持ちが強くなり、先日友人に頼み込んで撮影をお願いしました。

結論から言うなら出だしは最悪。
エスコートもポージング指示もぎこちなく、お互いになんとなく緊張があったまま撮影がスタートしました。

日の丸構図でトライしてみたのですがやはり表情が硬くどことなく居心地の悪い写真になってしまいます。ここまで撮れ高ほぼ無し。

この日は風が強く、お互い体が冷えてきたので室内に移動することに。

このままでは、本当に撮れ高がなくなってしまう。なんとか、何かないか、、、
その時に思いついたのが「ポージングを説明しない」と言う方法でした。

僕が頭の中に描く撮りたい女性像をそのまま伝える方法です。

「ここには彼氏と記念日前に喧嘩してしまって、お互い『ごめんね』の一言ができないまま、記念日の夜を過ごしている女性がいるんです。ホントは寂しくて胸が潰れそうなのに、やるべきことはわかってるのに。そんな女性がいます。そんな女性になってください」

確かそんな事を言ったと記憶しています。

そしてこれが撮れました。
表情や、やりたい事が完璧にとは言わないまでも統一され、方向性のある写真に仕上がりつつあるかなと言う印象です。

もちろん、これが絶対の法というわけではないです。
でも、この方法に変えてからは「私がその女の子ならこうするかなー」とモデルさんの方からもポージングの提案があったりと場に活気が出できて、これもポートレート現場の形なのかなと思いました。

ご友人、本当にありがとう。貴女の貴重な時間のおかげで貴重な経験を得ました。

イメージを伝えるというのは時にすごい効果を生む一つの例となりました。

そもそもポートレートは非常に難しいジャンルだと思います。こちらのコンディション、モデルさんのコンディション、そもそもの相性、様々な条件が揃わない限り良いものは生まれません。
条件が揃ったところで良い写真になる保証すらないのです。

正直なところ、あの時の僕は全てが不足していました。この悔しさを次に活かすために、ここに書き残そうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。あなたにとって明日が良い日になりますように。

あ、でもお昼に食べたマカロニチーズバーガーは美味しかったです。これは真実。

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