尾道滞在-2021/06/06
持ってきたキャンバスパネルへのスケッチ開始。
色面を印刷したキャンバスに、マジックペンで描く。描き心地が滑らかなので手を動かしやすい。ある程度描き終えたところで、坂を下って尾道本通り商店街を歩いた。
そのうちにお腹が空いた。暑さにめっぽう弱いので、休憩もしたい。
元々飲食店に一人で入るのが苦手で、感染対策もあり尾道でのご飯は自炊のみだったが、せっかくなので尾道にゆかりのある食べ物も描きたいなと思いながら歩いていると、「尾道焼き」の文字が目に入り心が動く。決心がつかず一度は通り過ぎたものの、勇気を振り絞り扉を開けた。
https://tabelog.com/hiroshima/A3406/A340302/34018470/
「ぽっぽ家」という店で、中年のお母さんと思われる女性がお一人でオーダーをとっており、時折扉の奥から小学生くらいのお子さんの構ってほしそうな声が聞こえてきて微笑ましい。
カウンターの隣で食べていた太っちょのご夫婦が、美味しいと絶賛して作り方を尋ねていた。
鉄板から直で食べるかお皿で出すか聞かれたので、お皿で注文。しばらくすると香ばしいソースの匂いとともに、熱々の尾道焼きが現れた。広島焼きに砂ずりとイカ天が入っているのが特徴らしく、時折コリコリした食感がアクセントになる。実は砂ずりが少し苦手で、入っていることを承知で頼んだのだが、とても美味しく食べられた。
帰宅し、午後からスケッチの通販の準備をすすめ、解禁。すぐに1枚ご購入の通知がきて嬉しい。
今日は家主さんから「夜にとんかつをご馳走するよ」と言っていただいていたので一日中とんかつのことを考えていたのだが、実際出てきた料理も絶品で、ご夫婦とわたしで4枚ぺろりと平らげてしまった。
おいしいものを力いっぱい食べる日であった。尾道ではきちんと身体を管理して痩せようという計画が、早くも破綻しつつある。
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