9割もの人が、会社を辞めたいと思う現実
ある日ふと、
「このままの働き方を続けて、死ぬ時、自分は幸せだったと言えるのか?」
とても不安になったことがある。
人はなぜ、嫌な思いをしてまで働かなければならないのか?
そもそもなぜ嫌な思いをするのか?
とあるデータによると、
9割もの人が会社を辞めたいと思い、9割もの人が人間関係に悩むらしい。
僕はそんな世の中に対して、強烈な違和感を持った。
(引用元:仕事を辞めたいと思ったことがある)
働く理由 = 生きるため
生きる理由 = それぞれの価値観や想い
働く理由 ≠ それぞれの価値観
働く理由 = 押し付けられた価値観
この矛盾が建前を生み、そして9割もの人を苦しめている原因ではないかと考えた。
諸悪の根源は、人材斡旋業にある。
労働供給元は、候補者に対してアドバイスという名の化粧をする。
その化粧がうまければうまいほどに成功率は上がるが、ミスマッチにつながる。
この化粧が価値観の押し付けの最大の原因となっている。
では、なぜミスマッチになってまで人材斡旋を生業にしている人たちは候補者にうまく化粧を塗る方法をアドバイスするのか?
理由はシンプル、
自社利益のためだ。
求職者側の要望に沿うような案件がない場合、
キャリアチェンジを含めたアドバイスや、妥協点を提示されたりする。
これは、もちろん正しいケースもあれば、自社利益のためのケースもある。
ただ、後者の場合これは大層迷惑な話だ。
利益や自分のインセンティブの前にまず、
人の人生を左右する提案であることをしっかり認識してほしい。
人材紹介業の実態
人材紹介が成立した際、その紹介元企業は転職者の年収の30%〜50%を得る。
これは例えば年収700万円の契約になった場合、210万〜350万円が売上となる。
この数字が工数に対して高いか低いかは別の議論だが、
平均して売上の前後20%が利益として残る事業モデルとなっており、
これは他の事業の利益率に比べてかなり大きい。
参考までに、他の事業の利益率を見てみると以下のようになる。
不動産業・物品賃貸業の利益率は10.29%
宿泊業・飲食サービス業は5.19%
製造業は3.85%
と言われている。
(引用元:中小企業庁|「『中小業実態調査 令和元年確報』3.売上高及び営業費用(1)産業別・従業者規模別表」)
そのため、一つの転職に対するサポートをありとあらゆる方法を駆使して成功に導こうとする。
そして、ミスマッチが発生する。
転職は受験じゃない
考えてみてほしい。ESの内容や面談の仕方で転職が上手くいく/いかないなんておかしな話でないか?
就活も、自分分析より、入りたい企業分析に多くの時間を割いていると思うが、これは学校の教育システムから入試制度の延長線上にある悪しき風習である。
学校は学ばせてもらうところだが、会社は貢献するところだ。
入りたい企業云々ではなく、
自分が貢献できるか、その上で成長できるか、その環境が整っているか?
の方が圧倒的に重要ではないか。
「なるべくいいところ!」ではなく「自分と合うかどうか?」で会社は決めるべきだ。
それが自ずと自分を成長させ、キャリアアップや受け取れる報酬の額面が
大きくなる。
理想の形
本来、働くというのは、自分が必要とされる状況に自分をコミットさせ、
その対価で支払いを受けることであり、
コミットをさせる上で、自分を偽る必要はない。
むしろ偽れば偽るほどに、自身が苦しくなり、成果を出すことができなくなる。
成果が出せないと、雇用側にとっても不都合である。
Dラボで有名なメンタリストDaiGoさんもYoutubeで以下のテーマで話されていた。
人はそれぞれに自分の性格があり、向き不向きがある。
これは能力の優劣ではなく、ある業務(環境要因含め)に対して、
どれだけ自分自身が相性が良いのかだ。
それをここでは "自分らしさ" と表現するが、
この自分らしさは短所から成り立っているのではないかと考える。
短所とは、そもそもどこかで不都合になるから、
マイナスイメージなラベルを貼られてしまっているだけで、
短所そのものが問題ではない。
むしろ、自分らしさそのものではないかとさえ思う。
なぜ、短所に着目したのか
人間の特性として、
レイク・ウォビゴン効果(平均以上効果)が備わっている中、
得意に焦点を当ててしまうと、大抵の人がそんなに得意でなくともそれを得意と考えてしまう傾向がある。
これが企業側が求めている能力以下になってしまう原因でないかと考えられる。
苦手に焦点を当てることで業務とのミスマッチ防止や、
仕事に対するエンゲージメントの低下防止、
ひいては人間関係の悪化防止まで実現できると考える。
また、損失回避性(得をしたい!より、損をしたくない!)
といった人間の性質を考えると、
「得意で仕事をする/してもらう」得したい要素より
「苦手を回避する/してもらう」損をしない要素が、
結果Win -Winな関係を築けるのではないかと考えた。
雇用の在り方(会社と求職者の付き合い方)
日本では多くが、メンバーシップ型での雇用であるが
9割も人間関係に悩んでいる中、メンバーシップ雇用が
現在の人々に合っているとは思えない。
メンバーシップ型とよく対比されるのがJob型だ。
Job型では、働き手は自分の得意を活かすことができ、
企業側は、働き手の能力の恩恵を受けることができる。
そこで、SaiはJob型的働き方に着目し、副業や業務委託をはじめ、雇用であればJob型雇用に限定した特化型プラットフォームを構築していく。
また、実際Job型で働きたいと考える人が6.5割
Job型で雇用したいと思う企業が6割近くある。
(引用元:Job型の実態)
あなたはどうする?
ここまでで、「働く」ことに関する僕の違和感と、この違和感をなくすためにどうするかの具体的な策を挙げさせていただきました。
世の中が、これまで通りの転職/雇用を続けて良いのか?
それが僕たちや、さらには次の世代の幸せになるのか?
その根本を抜本的に変えていくムーブメントをSaiは起こしていきます。
そして、まずは目の前のあなたから全力でサポートしていきます。
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