今年行きたい場所10選
毎日を過ごしていると、いろいろな刺激と出会い、その都度「行ってみたいなあ」と思う瞬間がたくさんある。昨今は、情報に溢れているので、心が動く瞬間が度々だ。
しかし、新年の抱負も兼ねて「今年行きたい場所10選」とお題を設けてやってみると、思ったよりスムーズに浮かんでこない。
そこで、「市内」「県内」「隣県」「遠方」と4つに分類して、ひとつひとつ取り上げてみることにした。
それではさっそく始めてみよう。
⭐️「盛岡市内」の行きたい!
①三平食堂
盛岡じゃじゃ麺の元祖「白龍(パイロン)」の近くにある昭和を感じさせる店「三平食堂」。元気なおばちゃんが一人で切り盛りしている。
店は小さく、席数も少ない。相席は当たり前。そんなこともあり、コロナが元気なときは行けなかった。たぶん、4年近くのご無沙汰。
私はここの麻婆ラーメンが大好き。辛さ調整もでき、私はいつも「1番辛くないやつ」を頼む。
おばちゃんは「辛さ大丈夫?」と声をかけてくれる。三平さんに行きたい気持ちは、もう、4年ほど熟成させた。今年は必ず伺いたい。
②「カフェレストラン 瑠奈」
私は「街の洋食屋さん」が好き。しかし、駐車場のことを考えたり、値段を気にすると、ついついチェーン店に行きがちになっている。
「レストランむら八」「とんかつのはたや」「茶欧」「洋食びって」と行きたい店はいっぱいある。
「カフェレストラン 瑠奈」は、まだ一度も行ったことのないハンバーグが自慢のお店。ここも、想い続けて2年になる。コロナも落ち着き、今年こそはと思っている。
ところで私には、思い出の洋食屋さんがある。お隣の滝沢市にあった「レストラン 山びこ」さん。父が鶏卵の卸業をしていた時のお得意様だった。
ここの「洋食弁当」、かなうことならもう一度食べたい。小さなハンバーグに、一口ヒレカツ、そしてエビフライ、おいしかったなあ。
お店はもうない。「山びこ」さんのような味と空間にまた会いたい。「瑠奈」さんとの出会いが素敵なものになりますように。
⭐️「岩手県内」の行きたい!
③西和賀町の風景といで湯
こちらは、毎年家族旅行で行くコース。80代の両親を連れてのゆったりとした時間。両親も歳をとり、片道1時間を超えるとおっくうになりつつあるように感じる。少し悲しい。
今年も3人で5月中旬に行く。
山桜を眺めながら車を進め、まずは、沢内のかたくりの花の群生地を目指す。気持ちよく散策したら、次は温泉。ここ数年は、いちばん手前の「沢内バーデン」を使っている。安くて良い湯で混んでいない。もうしぶんないのだが、今年は湯川温泉の「四季彩の宿 ふる里」さんに行きたい。何度も家族で通った宿。コロナのため、日帰り入浴お断りが続いていたと記憶している。どうか再開されますように。最後は、帰りながら母の大好きな手打ちそばをいただけたらありがたい。
⭐️「隣県」の行きたい!
④秋田県大館市「秋田犬会館」と鹿角市「大湯ストーンサークル」
この2つはセットでまわりたい。
まずは、大館市の「秋田犬会館」。
秋田犬、柴犬好きの私。柴犬とは近くの公園を散歩していると会うことができる。しかし、秋田犬を見かけることはまずない。年に数えるほどだ。
田沢湖畔のレストハウスにある「秋田犬見学所」が1番近いので行くことがあるが、秋田犬のふるさと大館市の秋田犬会館は別格。一度訪れてみたい。
そして、帰り道に寄り道をして、「大湯ストーンサークル」へ。
なぜか最近、縄文遺跡にとても惹かれる。幼い頃、行ったことがあるかもしれないが、今回は自分の意思で、遺跡を訪れたい。付近は熊が出没し、規制がかかっているよう。今年は山の実りが豊かで、くまさんも、穏やかに過ごされますように。
⑤秋田県仙北市「田沢湖周辺」
毎年4月~11月は月に一度、母と田沢湖を訪れる。
湖畔の静かな空間で心を休め、遊歩道を歩いて足腰を育む。締めは、田沢湖高原に移動して、名湯「水沢温泉」につかる。
去年は猛暑で7月~9月まで、休んでしまった。今年は無理のない範囲でできるだけ出かけ、いい時間を過ごす。
⑥青森県青森市「三内丸山遺跡とさんない温泉三内ヘルスセンター」
縄文遺跡に惹かれるここ数年。あの風景と薫りを味わいたい。
一昨年は、やっとのことで、岩手県一戸町の「御所野遺跡」を訪れた。縄文のむらはいい。あの風景には癒される。
三内丸山遺跡はメジャーなので、観光客も多く、御所野遺跡のような感動には出会えないかも知れないが、体感してみたい。
2年前に左目を患い、ほとんど右の視力だけを頼りにしている。借金のせいかはわからないが、首をまわすのもつらい。そんなこともあって、もともと好きではない車の運転がますます苦手になってしまった。隣県といえども、私には一大決心が必要。
そんな私を助けてくれるのが、さんない温泉。懐かしいお湯。
26歳のとき、ご縁があって青森市内の整体院に、住み込みで修行生活をしていた。整体院の2階に下宿させてもらって、週に3回ほどさんない温泉に通った。
ここは、市内に湧く温泉とは思えない素晴らしいお湯で、心身ともに癒された。たしか、白濁していたと思う。料金もたいへん安くありがたかった。
約30年ぶりになるが、さんない温泉は旅の疲れを癒し、私を助けてくれるだろう。
⑦青森県弘前市「岩木山神社・百沢温泉・木村さんのリンゴ畑」
ここ数年、岩木山神社に無性に惹かれる。数十年前に家族で、岩木山登山をしたとき、立ち寄ったことはある。でも、今回は「ここに行きたい」という思い。前回とは違う。
参拝のあとは、すぐ近くの百沢温泉に入ってみたい。とてもいい温泉のようだ。ここ数年慢性湿疹に悩んでいるのだが、岩木山周辺の温泉に入れば治る気がする。そんな気がする。
奇跡のリンゴ農家・木村秋則さんのリンゴ畑が近くにあるはず。でも、場所はわからないので、訪問は夢の話。
私の尊敬する人、それが秋則さん。本も読んだし、映画も見た。家庭菜園のレベルだが、秋則さんが提唱する「自然栽培」にもチャレンジしている。リンゴ畑で秋則さんのお話を聞きたいなあ。
⑧宮城県仙台市「学生時代の思い出めぐり」
仙台は第2のふるさと。大学の4年間、夜学生の3年間、勤め人の1年間、お店を出した3年間。思い出ぎっしり。
この11年は貧乏生活。東北高校のそばにお弁当の「きやり亭」がある。おかずもご飯も大盛りで、いつもチリチキン弁当を買い、昼と夜に分けて食べたっけなあ。今もやってるかなあ。
安くて美味しい中華そば。清水屋南光台通り店?さん、ここの中華そば定食?おそば屋さんらしい私好みのあっさり中華。
「まんみ」さんのジャージャー麺も忘れられない。駅前の店は閉めて、泉区や長町にあるらしいので、一度訪れたい。
大学の4年間は不安神経症との格闘の日々。台原森林公園を歩いてずいぶん癒された。
夜学生の頃は昼間、整骨院で働いた。懐かしい修行時代。院長がとてもいい人で、ずいぶん助けられた。兄弟子のお父さんが近くでお弁当屋さんを営んでいたので、院長がみんなにそのお弁当をよくご馳走してくれた。「マイクック」のホイコーロー弁当絶品でした。
とても食べきれないがこんな店を懐かしい人を誘って一緒にまわれたら、言うことなし。
お土産は「すがわら洋菓子店」のアップルパイを忘れずに。
⭐️「遠方」の行きたい!
⑨栃木県宇都宮市「母と懐かしい街めぐり」
宇都宮市は母と私の思い出の街。コロナもあって、もう5年以上訪れていないと思う。懐かしい施設を何ヵ所かまわって、静かに過ごしたい。久しぶりに宇都宮餃子もいただきたい。
日光や那須にも思い出の場所があるので、合わせてまわれたら、嬉しいなあ。
⑩東京都町田市「玉川学園コミュニティーセンターのスピリットダンス」
人混み、都会が大の苦手な私。よっぽどの理由がなければ、お金もかかるし、東京には行かない。
私の好きな作家兼翻訳家に、山川紘矢・亜希子ご夫妻がいる。2人とも80代になられたが、長いこと、ずーっと月に数回「スピリットダンス」の会を続けている。その会場が玉川学園コミュニティーセンター。
スピリットダンスに振り付けや決まり事はない。音楽に合わせて、自由に自分を表現する。ストレス解消、感情解放、癒し…が起こり、自分を深く知る機会になる。そんな会に、ご夫妻と一緒に参加したい。私もいつか盛岡でスピリットダンスの会を始めたいと思っている。
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