スズメノカタビラは冬に植え替えても割りと分けつして地を覆ってくれる、越冬したローマンカモミールは元気に育っている。
今日が火曜日だとすると、英語で「来週の木曜日」は、Thursday next week なんだそうです。
next Thursdayは、今度の木曜日なので、今日が火曜日だったら、今週の木曜日です。
では、今が4月なら「昨年の冬」は?去年の12月?、それとも去年の1月~2月?去年の12月~今年の2月について言いたい場合、英語だとlatest winter でいいと思います。
日本語ではどうなるのでしょうか?たぶん、「昨冬」だと思います。「昨年の冬」と言う解説をしているのも見ましたが、latest winter =「昨冬」だと思います。
とにかく、その昨冬の今年の1月、水路際にスズメノカタビラを植え替えたのが、そのまま根付き、分けつして茂っています。
このまま5-6月頃に枯れて地を覆ってくれれば、覆われたところからは当面雑草が生えてこないと思います。
果樹園で実用化されている「ナギナタガヤ防草法」と同じ越冬性叢性タイプの草を使った防草法です。
ここで大事な事は、厳寒期に分けつしてもスズメノカタビラは根付くし、春から初夏にかけて分けつして茂ると言うことです。
スズメノカタビラは夏雑草を除去した後、秋に生えてくる草ですが、冬場にそれを分けつしておけば、次の春から夏にかけて、他の雑草の繁茂を防いでくれそうだと言うことです。
これはたんぽぽ農法の新しい技法になりそうです。
昨年9月まき11月植えのローマンカモミールは越冬してくれました。「草をもって草を制する」たんぽぽ農法の発想は、僕が野菜づくりの師匠に弟子入りした20年前から持っていました。
20年前はローマンカモミールで畝間を覆えばいいと思ったのですが、夏場にトマトを圧倒する勢いで茂り、「ローマンカモミールの雑草化」が起こりました。
その後も何回か、ローマンカモミールの利用を試みた事がありましたが、諸事情でうまくいきませんでした。
今回は、師匠のところで修業していた時より畝間が広いので、野菜を圧倒する感じにはなりにくいのではと思っています。
あまりにも茂りすぎるようなら、ローマンカモミールそのものを刈払機で刈ると言うことも考えられます。
(地下茎が残る多年草と、一年草が混在する場所で刈払機を使用すると、地下茎が生き残る関係で、年を負うごとに多年草中心の植生になっていきます。
コウゾリナみたいに夏場は人の背丈を越えるぐらいまで生長することもある地下茎タイプの草が生えている場所で刈払機を使うと、コウゾリナだらけになっていって、始末に困るようになってきます。
ローマンカモミールみたいな多年草ハーブが生えている場所で刈払機を使えば、「ローマンカモミールだらけ」になっていく可能性もあるわけです。
(増えたローマンカモミールを株分けしていけば、そのうち、ローマンカモミールに溢れる農園になりますね。)
今年の初夏から夏にかけては、こういう実験をいろいろやっていきたいと思います。
2週間予報は、4/30-5/11の間、雨が降らない日は3日間だけという見通しです。
5月中旬も雨が多いのか?さつまいも苗をいつ植えるかにも関わってくる事柄です。