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やんばるの魅力

沖縄の魅力は海ですか?

美ら海水族館ですか?海も素晴らしいですよ!青い海!白い砂浜!色鮮やかな熱帯魚!海で伝えたいことも山ほどあるのですが、それは次にして

今回はやんばるの森の話。なんたってなちゅらるソーシャルワークのきっかけはやんばるの森の中で見たもののインパクトがきっかけですから。というわけで、やんばるの森の中に何があるのか。語らせていただきます。

まずわたくし、沖縄は那覇市の出身です。沖縄ってのは南北に 縦長の島で、その南のほうに県庁やら空港やらある那覇市があって、北のほうがやんばると呼ばれる地域です。中核市になった那覇市はそりゃ人口も一番多くて、空港もあるから観光客も多くて、お店も多くて、古くから沖縄の中心地で、那覇に住む人は「那覇が沖縄の中心!」と思っている人も少なくないはずです。私もそんな一人でした。

しかしいざ独り暮らしを始め、住む場所が中部へと北上した結果、「沖縄には未だ知らないことがたくさんある」と感じました。そして決定打だったのが、職場の先輩が「やんばる日帰りツアーやるから来い」と誘ってくれたことでした。軽い考えで参加をし、周りとわいわいしていたのですが、この企画をした先輩がとても博識で度肝を抜かれました。

山道の途中で車を止めたかと思えば、外に走り出て「ハナイカダ」を見せてくれたり、鳥の声を聴いては「アカショウビンが鳴いているねー」だったり。小学生の頃に図鑑で見た程度の名前がオンパレード。究極はこの滝。人がほとんど来ないところで、水もきれいで、険しい山道を歩かなくていい。せいぜい20分くらいだらだら歩けばつきます。おすすめ!と言いつつあんまり知られたくはないので行きたい人は直接連絡ください。ガイドしますぜ。

という感動体験があり、そのままなちゅらるソーシャルワークへ・・・ではなく。少し時間をおいてから今度はデートのネタに滝まで行って遊んで、そのことを先輩に報告すると、嬉しそうに「じゃあ次はここ行ってみようか、今度時間ある?」とあれよあれよと次のやんばる散策が決定し、そこで希少な植物に出会い、次の散策へと足を運ぶのでした。

やんばるの自然を知っていくほど、まだまだ知らないことが多いことにも気づきますし、レッドデータに乗っている動植物、いわゆる絶滅危惧種が数は少ないけれど、少し歩けば探し出せること。でも絶滅危惧種なので今を逃したら二度と見ることができないことがわかってきました。二度と会えないなんて!せっかく沖縄に生まれ、沖縄に住んでいるのにそんなもったいないことしたくない!ますますやんばるへ足を運ぶ回数は増えていきました。動植物を採ることはしませんが、

記録のためにも写真に撮っていきたいなと思い、スマホのカメラには限界を感じていたので、カメラも買い、楽しくやんばる散策をしています。

沖縄は地元が大好きな人も多いですが、高校卒業で県外に出ることが多いです。私の友人も大学進学や就職で東京に行きそのまま家庭を持っています。彼らは「沖縄では遊ぶところが少ない」「もう沖縄は遊びつくした」と言って県外へ出ていきました。目下の私の夢は、そんな彼らとやんばる散策をして、沖縄の自然再発見をすることです。

ちなみにやんばるの自然を紹介している人はたくさんいますし、専門でガイドしてくれる人もたくさんいますので、私も勉強しながら楽しんでいきます。

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仙水
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