心の疲れと再起:トミヤマの転機と再生
おはようございます!トミヤマです。
今日は、私自身が心を病んでしまった時の体験をシェアしたいと思います。心が折れることは、誰にでも起こり得るもの。皆さんも、「自分は大丈夫」と過信していませんか?
私もそう思っていました。
約10年前のこと、留学を終えて帰国したばかりの私は、新たなキャリアとして起業も考えながら就職活動をしていました。しかし、とにかく金銭面で切迫していたのと、たまたま就職の話が知人からきたのとで建設業界に飛び込むことに。
今思うと、もっと別の道があったかもしれません。後悔はありませんが。
その仕事は、朝から晩までの長時間労働が当たり前。スパルタ教育を受けながら、残業代もほとんど支払われないブラック企業のような環境でしたが、福利厚生や人間関係は良かったです。
経験ゼロから始め、気合いと根性で努力を積み重ね一年目に公共工事のサポート、二年目には大きなプロジェクトを任されるまでになりました。
しかし、そのハードワークは心に大きなダメージを与えていました。三年目には、民間の工事も含めて同時に50件程度を抱えるという途方もない仕事量で、家を出る時も帰る時も子供の寝顔しか見られない日々。そんな生活が半年続いたある日、突然心の糸が切れてしまいました。
朝、目覚めたら、いつもの気力がすっかり消えていて、何も感じられない無感情な状態に。これはまずい、と感じるほどの異変でした。
とにかく布団から出られず、家族との会話も上の空、今考えても異常な精神状態だったと思います。
その日は休みを取り、翌日は何とか回復して出社。しかし、次の週には完全に動けなくなり、その後二年間の療養生活に入りました。
その二年間、家族の絶え間ないサポートと共に少しずつ平穏を取り戻し、前職を超えるべく再び同業種にチャレンジ。
施工管理として現場で学んだことが、新たな仕事に活かされました。素晴らしい社長と技術の高い会社で学びが深まり、最終的には「自分で何かを成し遂げる」という夢を実現するために独立しました。
独立後は順風満帆ではないですが、なんとか生き残っています。
やっとスタートラインに立ち、走り出したばかり。
今年の二月には国家資格の合格通知が届き、40歳目前の新たな挑戦が始まります!
心の健康を優先し、自分のペースで進んでいくことの大切さを、私の体験から少しでも感じていただければ幸いです。
それでは、今日も「上げていこうぜ!」