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『ハウルの動く城』の謎と不思議を解明!原作と映画の違いや秘密を徹底比較
『ハウルの動く城』は、2004年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画です。
宮崎駿監督がダイアナ・ウィン・ジョーンズの原作小説『魔法使いハウルと火の悪魔』をもとに映画化しました。
この映画は、魔法使いのハウルと荒地の魔女に呪いをかけられた帽子屋のソフィーの恋物語を描いていますが、原作とは異なる謎や不思議なエピソードがたくさんあります。
ここでは、その一部を紹介してみましょう。
【目次】
1,ソフィーが若くなったりおばあさんになったりする理由
2,戦争の理由
3,ハウルとカルシファーの契約
1,ソフィーが若くなったりおばあさんになったりする理由
だんだん若返っていくとはいっても、ソフィーは途中元の18歳の姿に戻ったと思ったら、またおばあさんになったりしています。これは一体どういうことなのか?
おそらく、魔女といってもソフィー自身に自覚がないため、魔力はソフィーの精神状態に大きく左右されています。なので、ソフィーが自分に自信がなくて落ち込んだりすると、老婆の姿に戻ってしまうのです。逆に、ハウルやカルシファーと仲良くなったり、ハウルを助けようとしたりすると、若返っていきます。
映画では、 ソフィーが自分を見ることができる鏡 が重要な役割を果たしています。最初は老婆の姿を映す鏡を見てショックを受けるソフィーですが、次第に鏡を見ることで自分の変化に気付き始めます。そして最後は鏡を見ることで自分の本当の姿を受け入れることができます。鏡はソフィーの心の成長を象徴していますね。
2,戦争の理由
映画では、ソフィーたちが暮らすインガリーという国は、隣国と戦争をしています。ハウルも魔法使いとして国王から戦争に召集されたり、ソフィーを守るために爆弾を食い止めたりと、後半特に戦争描写が色濃くなっています。しかし、実はこの戦争描写は 原作にはないシーン なのです。原作ではハウルの母国はイギリスのウェールズということになっていますが、戦争をしている描写は一切ありません。つまり、宮崎駿監督の映画オリジナルです。
なぜ原作にない戦争描写を入れたのかについては、鈴木プロデューサーが「宮崎監督は『戦火の恋』をやりたかったそうです」と語っています。戦火の危機的状況で、逃げ続けていたハウルがソフィーを守るために戦う姿を描きたかったのかもしれませんね。
3,ハウルとカルシファーの契約
火の悪魔カルシファーは、もともとは 流れ星 でした。カルシファーが空から落ちて死ぬところを、かわいそうに思ったハウルが、カルシファーを生かすために 自分の心臓を渡していた のです。
ハウルはカルシファーに自分の心臓を渡し、カルシファーはハウルに魔力を与えました。この契約は、互いに利益をもたらすものでしたが、同時に危険なものでもありました。
なぜなら、ハウルは心臓がないために感情が薄れ、カルシファーはハウルの命と結びついて自由になれなかったからです。
以上、『ハウルの動く城』について、謎や不思議なエピソードを解説しました。
P.S.
いかがでしたでしょうか。
鏡はソフィーの心の成長を象徴しています。
↑↑
ちなみに、神社ですとカ・ガ・ミ。
真ん中は我(ガ)ですが、これを抜くと神になる。
という話しを、以前耳にしたことがあります。
そう言うのも含んでいたりして。宮崎駿監督は奥深いですね。
ハウルはカルシファーに心臓を渡していたのか~
記憶が曖昧なところもあるのですが、見返したら違った発見があるのかも。
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最後まで読んで頂き、どうもありがとうございます。
それではまた次の記事でお会いしましょう♪
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