2020年をふりかえります
大晦日です。
2020年をひとことは「どうした」です。
今年わたしは「どうした」「なんで」「やっぱり」「大きくなったね」「ついに」と会う人みんなに言われました。
それは、わたしが髪型をかえたからです。
散髪にいくと「前髪は眉に掛かるくらいで横と後ろは刈り上げて下さい」と30年ほど言い続けてきました。ふしぎなもので散髪やさんによってツーブロックになったり角刈りになったりタラちゃんになったりしました。
2019年11月の前眉横後刈上はこちらです。
この髪型にしてくれたのは、松陰神社前にある「106 men's salon」の高野さん。
前眉横後刈上でこんなにかっこよくなってご機嫌でした。遺影はこれで決まりとおもった程に大満足していたのです。
106はこんなお店です。かっこいい!
年明けて2月9日
友だちのオーケストラを聴きにいきました。
そして友だちと記念撮影の後に宣言しました。
おれはアフロになる!!
なんでそんなことをそこで言ったのかは忘れてしまいましたが、50歳の誕生日に決めたのです。死ぬまでにアフロになるって。いま56歳になりました。
アフロのパーマをあてられるように髪を伸ばしてる間に自粛期間が始まり散髪やさんはおやすみになり一時アフロ化は中断。明けた6月なって106の高野さんにアフロヘアーにしてほしいと相談しました。
ちょっとしょぼりしました。
でもなんかうれしくなりました。
リクエストしてから返信までに何日かあったのでいろいろ考えてくれていたんだなと、106で髪を切ってほんとによかった。
アフロのことはアフロのひとに聞くしかないなとアフロマンスさんにメッセージを送りました。何度かアフロマンスさんのイベントに遊びにいっただけなのに図々しいごめんなさい。
アフロマンスで検索してね。
思い返すとスゴイ勢いでヘアサロンの予約をとっていましたね。勢い大事。
6月18日、広尾のLOOPにいってアフロヘアーになりました。時間がかかると聞いていましたが巻いて液浸けて出来上がりまで4時間。つらかった。もういかないとその時はおもいました。LOOPさんはこんなお店でした。いまは広尾駅ちかくにお引越しされています。
へろへろな施術末期
パーラー大箸のプリンを食べて復活
6月19日会社にいきました。
かなりどきどきでした。
56歳男性既婚中間管理職息子は受験生借金はあるが貯金はない。
そんなわたしがアフロです。
絶賛の嵐!
「どうしたいいじゃん」
「どうしたもふもふ」
こんなに褒められたのはじめてかも。
ちょびっと泣いてしまいました。
2020年のスーパーマーケットは消費税増税とオリンピックで暇になるはずでした。
ところがトイレットペーパーはなくなりマスクは取り合いになり、緊急事態宣言でお店から食べ物がきえました。
ずーと忙しさが途切れず、重たい気持ちが広がっていました。どんなふうに気晴らしをしたらいいかわからなくなっていました。
そんななかでも、わたしをるみて笑ってくれて声をかけて貰う回数を増やしてくれたアフロに感謝しかありません。
アドバイスや施術して頂いた106さんLOOPさんアフロマンスさんありがとうございます。
こんなに大きく育ちました。
それではみなさんよいお年をお迎え下さい。