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98.一人のファンが生んだ奇跡。楽曲『恐山ル・ヴォワール』
今回は楽曲について
恐山ル・ヴォワール
これは詩のタイトルでもあります。
作中に出てくる、手紙に書かれた詩なのですが
現在は楽曲として音源化され、先日のアニメのエンディングとしても使用されました。
曲が生まれた経緯
実はこの曲の作曲は当時中学生ファンが手がけたものだったのです!
ニコニコ動画に現れた『恐山ル・ヴォワール』
これにファンが作曲をし、ボーカロイド初音ミクに歌わせた動画をニコニコ動画で配信しました。
その時点でファンの間では有名になり、私も実際聞いていました。
そして作曲者はアップした後、無断で詩を使用していることもあり、作者の武井先生のスタッフさんのTwitter宛に掲載許可を伺う旨を伝えたのだそうです。
するとその曲を聴いたスタッフさんと先生に気に入られなんと作者公認の楽曲になったのです!
Twitterにはそのやりとりのログも残っているそうです
楽曲公開から1年。ニコニコ動画に新たな動画が
シャーマンキング仲間の友人から
すぐこれ見て!!!
と送られてきたURL。
そこには
「【恐山アンナ】恐山ル・ヴォワールを歌ってみた【マンキン復活】」
というタイトルの動画。
再生すると、武井先生っぽいイラストにアンナ役の林原さんっぽい声で歌唱されていた。
その感情のこもった歌声に聞いていて感動。
ただ、この動画には全くもって情報がなかったのです。
本人なのか。声真似の人なのか。
仲間たちの間では本物説が濃厚のまま時が過ぎました。
公式からの発表
約一月後
やっぱりご本人だったことが発表されました!
その時の林原さんのブログを読んでまた泣く…笑
発表はあったもの最初音源化は500名限定の抽選プレゼントのみ
(強運な友人はこれを勝ち取っていました)
まさに幻の曲でした。
たった1作品の1つの詩からこんなに多くの物語が生まれるってすごいですよね!
現在では各種サブスクの音楽配信サービスでも聴けるので是非。
ではまた次回♪