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114.卒業式の思い出

今週通勤時などに街を歩いていると袴の女の子をよく見るなぁ
と思ったらもう卒業式シーズンなんですね。

コロナ禍になってから特に季節を感じにくくなってしまいました。

せっかくなので自分の卒業式を振り返ってみようと思います。

小学生


一番何もなかったのが小学生の卒業式。
なぜかというと、私の小学校は丸ごと全員同じ中学へ行く学区だったから。

卒業式と言っても感覚としては場所が変わるだけなので、終業式に親が来ているくらいでした。

120人のうちの2人くらいは中学受験をして離れる子もいましたが、家まで引っ越すというわけでもないので特に何事もなく終えたのが小学校でした。


中学生

中学生の卒業式。
私には1つ悩みがありました。

それは花粉症が酷くて卒業式の間ティッシュの命が続くかどうか。

在校生ならゴミ袋でも箱ティッシュでも持って行けますが、卒業生って入場退場もあるし、まさか小脇に箱ティッシュ抱えて入場するわけにもいかない、、、、

もう全員分の卒業証書の時間が長すぎる。
自分の待機から呼ばれるまでに鼻水が垂れないか不安しかない。

中学の卒業式、私は近くの友達とは別の学校へ行くことが決まっていたんですが、当日今日で終わりという実感がなかったのもありますが、何より悲しむ暇がなかった。

母は友人のお母さんに
「さほちゃんなんかすごい泣いてなかった?」
と聞かれたそうですが、母は私が目の痒みと戦い、鼻をかんでいるだけであることは明白だったそうで、あれはただの花粉症と伝えて下さったそうです笑

実際卒業したんだなぁと実感したのは卒業式の後一人別の学校に行く私に友人たちが書いてくれた手紙を読んだ時でした。

高校に入って携帯電話を手に入れたことで繋がりはあったので、そんなに悲しいという感覚はなかったので携帯電話のある時代に生まれてよかったなぁと思います。


高校生


卒業式は3/9だったのですが、
来たる3/12は国立大学の後期試験の日

私立には受かっているものの進路が確定していない私にとって卒業式と言われてもピンとこないというのが正直なところでした。

それと群馬には大学がそう多くないので、進学校だったことも幸いして仲のいいメンバーはほとんどみんな東京に進学することが決まっていました。

東京でいつでもまた遊べる距離だったのでまたしてもお別れ感はなく。
とにかく私は卒業証書を受け取るよりも先にまだ1冊も読んでいない最近読んだ本を面接で聞かれた時のための本を読まねばならなかった。

そんなこんなで高校の卒業式は記憶が新しいはずなのに一番覚えてないかもしれません。

そんなヤキモキしていた後期試験はというと
前日の3/11東日本大震災によって中止。
センター試験の成績での判断になったため見事不合格!
そしてまたしても女子校へ行くのでした、、笑

その時の記憶が強すぎて卒業式の記憶がないのかもしれませんね


大学生

大学の卒業式はもう袴を着るイベント!
って感じでしたね。

いかに写メを撮るか!
盛れるアプリが流行り出した女子大生にとってはコスプレ感覚で挑む卒業式。

特に転勤で地方に行くような友人もいなかったのでフワッと楽しんでいたのが大学生の卒業式でした。

うちは父が税理士なのですが、ちょうど確定申告の仕事が落ち着いて、事務の母が忙しいという時期だったので父が一人で卒業式に来てくれました。

平日だったのでお母さんが一人で来る人も多いですし、ご両親でいらっしゃる方もいるなか、なかなか父一人というのは珍しいようで
後から聞いた話では周りの親御さんたちや一部の人から片親だと思われていたそうです、、、笑

人の偏見って凄いなあ。
父が一人で来たことで多方面の方が気を使って下さっていたかと思うと面白いですね。
母は元気です笑

つらつらと卒業式の思い出を書いてみましたが
特に感動という卒業式のイメージとは無縁な生活を送ってきた気がします。
実際大学生は学校の卒業式よりサークルの引退の方がよっぽど卒業した感じがありました。

それでも今も色々思い出すということは自分の中では1つ1つちゃんと節目なんだと思います。

たまには昔のイベントを振り返ってみるのも面白いですね。

ではまた次回♪


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