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3.水のない晴れた海へ〜意外と知らない人魚姫の物語〜

知っているようで実は知らなかったこと。
私は人魚姫の正確なお話を知りませんでした。
私の知識はディズニー作品と小学校にあった絵本のみ。
同じような方意外と多いのではないでしょうか?

私が人魚姫の正確な物語を知ったきっかけになったのがGARNET CROWの

「水のない晴れた海へ」

という曲。
ある時ファンの方のブログを拝見し、人魚姫の物語をきちんと知りました。


原作を知って一番衝撃だったのは

”人魚は300年生きるが、死ぬときは泡になり魂も残らない”
”人間は寿命は短いが、死んでも魂は残る”

ということ。


つまり人魚には生まれ変わりとか、死後の世界というものが存在しない。
これを知ると一層物語に重みを感じますよね。


歌詞の中に

『風を送るために 差し出した両手』


というフレーズが出てくるのですが、これもきちんと原作に沿った意味があります。
知っていると全然物語の感じ方や歌の聞こえ方が違って面白いですね。


この曲を作ったGARNET CROWは私の一番好きなアーティストです。
ボーカルの声質もそうですし、独特な音階と、詩の表現全てが大好きです。


人魚姫目線で見た地上を「水のない晴れた海」と表現する感性が素敵。
メロディーもピアノの音に吸い込まれていくようなイントロがとても綺麗なのでぜひ聞いてみてください。


他の童話も知っているようで知らないことばかりなんだろうなぁ。
原作にどんどん触れてみよう♪

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