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メメンとモリ

小6の次女は、最近口数が少ない 
推しのアーティストには変わらず見入っているし、長女のつまらないフリにもちゃんとゲラゲラ笑うので心配するものじゃないんだろうけど
子どもが成長すると、彼女たちの世界がどんどん拡がり、気持ちもたくさん動いているだろうから、同じ目線で見渡せないことに不安を感じていた自分に気付かされる(いや、今までだって勝手に同じ目線だと思っていただけなんだ、子どもの目線はわかろうにもわからない)

そんなわけで共通言語を探したく、仕事の移動中に立ち寄った本屋でふと手にした一冊

ヨシタケシンスケさんは、かわいくないをチャーミングに描ける器用なアーティストというイメージ
人間臭いのをむやみにシリアスにせず、チャーミングにしてくれる

メメントモリ
深いテーマではあるけど、あの独特の字体でなんてことなくさらっと書く言葉に添える絵が秀逸で、言葉がかすむくらい不思議な絵のパワーに引き込まれるのです

こわいこと、どろどろして得体の知れないことを蓋をせず、恐る恐るでも見るくふう
小学生も中学生も、大人も、老人も、

それぞれの視点でページをめくることができそう


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