Saho

カナダのトロントで暮らす主婦。小さい子供が3人います。 トロントのこと、日本のこと、日々の出来事、ニュースのこと、 自由に発信したい。

Saho

カナダのトロントで暮らす主婦。小さい子供が3人います。 トロントのこと、日本のこと、日々の出来事、ニュースのこと、 自由に発信したい。

最近の記事

【つぶやき】何が愛国だ

カナダで子育てをして6年になる。 子育てというのは、家にいるときだけではなく、どこへ行く時も子どもを引き連れていく。 街を歩くと「You are busy mama!!(ママ大変ね!)」って声をかけられる。 経験者からはいつか終わるからねって、この時が恋しくなる時が来るからって励ましをもらったり、若い人たちもドアを持ってくれたり手伝ってくれる。近くでタバコをうっかり吸ってしまった人に注意をしてくれたり、そのうっかりタバコを吸ってしまった人も近くに小さな子どもがいたって知らな

    • 【つぶやき】右?左?偏らない?

      あの人は右だ、左だ。私は偏りたくない。 こう言うことを言う人ははっきり言って無知を誤魔化しているだけなのだ。 だって右や左で物事は語りきれない。 それぞれの社会問題のトピックに対して反対か賛成か、心配しているか興味がないか。 人それぞれ違うからだ。 道路交通法だって政治の話だ 全ての社会問題をひっくるめて「私は偏らない」だなんて それは単に無知でどれにも興味がないことを誤魔化している欺瞞的な発言だ 右と左か、なんてナンセンスで、カナダ人がそんな話をしているの人

      • バスで子どもを優先的に席に座らせるかどうか

        約10年カナダで暮らしているので現状は知らないが、子どもの頃電車やバスに乗ると親に子どもは立てと言われていた。なのでカナダに移住する以前の私の中のバス電車で席に座ることのできる優先順位は 1.老人や障害者、そして妊婦 2.赤ちゃんと一緒にいるお母さん 3.大人 4.子ども だった。 カナダでバスや電車に子連れで乗ると他の乗客がさっと席を譲ってくれることがよくある。中には元気そうな老人も、「危ないから子どもを座らせなさい。」と譲ってくれる。確かにそうだよね。子どもはまだ筋肉も

        • 【カナダ育児】ハッピーセットのポテトを頬張るお父さん

          今日は朝から忘れ物三昧。長女の水筒を届けに学校に向かっていた。次男の保育園で使うブランケットも忘れてしまい、「子どもたちごめんね!」と、心の中で叫びながら車を運転していた。学校の正面玄関に着くと先客がいた。男性がハッピーセットのフライドポテトをムシャムシャと食べながら受付の人が来てくれるのを待っている。 「???!」 受付の女性が来ると「これ、娘○○のランチです」とハッピーセットの箱の蓋も閉じずにぶっきらぼうに渡した。どうやらお父さんが娘のランチを届けにきていたようだ。ポテ

          フェアな教育

          子どもの教育環境の理想とは? 全ての子どもが等しく教育を受けるのは大前提で、もう一つ大事なのは学校生活を等しく楽しむことができるかどうかだと思う。そしてその環境を少しでも理想に近づけるのが国の仕事だ。子どもは国の未来、その経済を支える大切な国力だ。子どもの教育に投資をすればするほど国は栄える。 トロントでは4歳から無償の教育を受けることができる。4〜5歳は日本で言うところの幼稚園(幼稚園と言っても算数やサイエンス、単語のスペルや文法を学ぶ。特に読書に力を入れているように思う

          フェアな教育

          【カナダのニュース】トロント、発令から777日後に緊急事態宣言が解除される

          https://www.cp24.com/news/we-are-on-the-right-track-toronto-formally-ends-municipal-state-of-emergency-after-777-days-1.5894829 トロント市長のジョン・トリーが9日、トロント市庁舎前で市の緊急事態宣言の解除を発表した。パンデミックが始まった直後の2020年3月23日に宣言されてから777日後だった。「順調に行っていますが、パンデミックが終わった訳では

          【カナダのニュース】トロント、発令から777日後に緊急事態宣言が解除される

          【好きなこと】ワクワク

          花束をもらうと、ワクワクする 花瓶を用意して生けるのが楽しくて 先日母の日で、子どもから花束をもらったので早速生ける なんかしっくりこず さわりつづける スッキリ 独学で自己満の世界 花や葉の伸びる方向を生かして全体の形を好きなように作り出す 植物と会話してるような気持ちにすらなる 他人がどう思うのかはどうでもいいことで 表現をしていたい 忙しい毎日の中でも心がうずうずしたりウキウキすることは とても貴重な瞬間で 少し大変で無理があっても大事にしたい 特に生花は手

          【好きなこと】ワクワク

          【アメリカのニュース】ウィル・スミスのビンタ事件を皮切りに

          今日紹介するニュースはイギリスメディアBBCの記事。 アメリカのスタンドアップコメディアンのデイブ・シャペルがレプリカ銃の中にナイフを隠し持っていた男に舞台上でタックルをされた。事件が起こったのはシャペルがちょうどスタンドアップコメディを終えた瞬間だった。男はすぐに捕まりシャペルは無傷だった。舞台に戻ったシャペルは「トランスジェンダーの男だった」と、冗談を言った。(シャペルは自身をトランスジェンダー嫌悪だと自らのショーで公言し、物議を醸していた。)ちなみにシャペルを襲撃した

          【アメリカのニュース】ウィル・スミスのビンタ事件を皮切りに

          【カナダのニュース】トロントのライアソン大学、トロントメトロポリタン大学と改名

          4月26日のCBCによる記事※ https://www.cbc.ca/radio/asithappens/as-it-happens-the-tuesday-edition-1.6431579/the-former-ryerson-university-starts-a-new-chapter-with-name-change-says-president-1.6431701 学長はこう語った。『新しい名前にはこの大学そのものの全て、そして志す姿が含まれており、この上なく

          【カナダのニュース】トロントのライアソン大学、トロントメトロポリタン大学と改名

          【経済】TBSの記事

          4月22日金曜日のTBSの記事。 【独自】から始まる見出しに全てが書かれている。日米財務相会談の中で急激に進む円安について、米の協調介入の議論があったという内容。 この翌日ロイター通信によるTBSの協調介入の議論があったとする記事が誤報だとする報道があった。 財務省幹部は24日までに、先の日米財務相会談で為替の協調介入を協議したとする一部報道について、事実ではないと否定的な見解を示した。帰国後匿名を条件にロイターに語った。TBSは22日日本時間同日にワシントンで開いた日米

          【経済】TBSの記事

          【北米エンターテイメント】ロニー・チェンのスタンドアップ・コメディを観に行った話

          3月19日土曜日、トロントでロニー・チェンのスタンドアップコメディショーがあったので観に行ってきた。 ロニー・チェンはNY在住、中国のバックグラウンドを持つマレーシア人の人気コメディアンだ。とてもよかったので記録に残そうと思うのだが、記憶に頼って書いているので英語での表現があるところとないところがあるのでご容赦を。 前説はカナダのコメディアン、ジュリ・キム。夫がイタリア系の白人なので人種ジョークが多く、自分がどれだけbad wifeでbad mamaだという話が面白かった

          【北米エンターテイメント】ロニー・チェンのスタンドアップ・コメディを観に行った話

          カナダ暮らし、庭で見たぐりとぐらの世界

          夏前に庭付きの一軒家に引っ越した。 子どもに遊ばせるために大きいビニールプールを買った。 ある日同じく庭付きの家に住むママ友にあった。ビニールプールを買ったことを報告すると、衝撃的な話を聞くことになる。 「絶対に水を張ったまま放置したらあかんで」 え、、なんでやろう。理由を聞くと 「アライグマが泳ぎにくるから」 ママ友は続けた 「うちな、庭に監視カメラあってな、それでわかってんけどさ、夜にアライグマ2匹がうちのビニールプールでの中で泳いで遊んどってん!」 「しか

          カナダ暮らし、庭で見たぐりとぐらの世界

          カナダ、トロントのロックダウン

          コロナ禍でトロントは今ロックダウン中。 スーパーマーケットや薬局などのエッセンシャルビジネス(大麻販売店も含まれる)の他、モールや小売店が人数制限のもとオープンしている状況。レストランなどはテイクアウトかデリバリーのみでの営業が許可されている。 今週の金曜日にオンタリオ州政府から新たな発表がでる予定で、美容院やネイルサロンなどパーソナルケアビジネスのオープン、レストランの店内での飲食の許可が出るかどうか人々が注目している。 子どもはソーシャルディスタンスを守りながらであれ

          カナダ、トロントのロックダウン

          ホームレスの問題について

          先日大阪でみたホームレスについて少し書いたけど、あれからまた考えていたことを少し記録。 ホームレスにはドラッグ中毒者が多いと言う人が多いが、そもそもドラッグ中毒とホームレスはセットなことが多いと思う。 初めてカナダにきた時、カナダという国はリベラルで多様性に寛容で弱者にも優しいという噂を聞いていただけに英語が話せるようになったらカナダ人と社会問題に関する話をしたいという期待があった。 着いてすぐに通い出した語学学校での授業中にあったこと。 先生は白人の小綺麗な女性だっ

          ホームレスの問題について

          同性婚を認めるかどうかのディベート

          昔トロントのダウンタウンにあるカレッジに通っていた時、スピーチの授業があった。 その授業で、ある時賛否意見が分かれがちなトピックのリストを教授が作り、それぞれのグループはくじ引きでランダムに対戦相手を決めてトピックを与えられた。 ずいぶん前のことで内容全ては覚えていないけど、安楽死、中絶、同性婚、などだったと思う。 私のチームメイトは、ブラジル出身の女性だった。 相手チームのメンバーはロシア出身の女性と、カザフスタン出身の女性だった。 私たち2チームが引いたディベー

          同性婚を認めるかどうかのディベート

          カナダ、マリファナ合法化

          カナダ政府が2018年10月18日に娯楽目的でのマリファナの所持・使用を合法化した(医療用は2001年7月30日から合法)。 マリファナに一回手を出したら人生一貫の終わりというような説がまかり通る日本にとっては驚きの法改正。 理由を調べてみる。首相のジャスティンが所属する自由党のホームページによると、、 理由その1。マリファナを禁止する法律は意味がない。どうせカナダ人は違法であることを気にせず吸ってるし、マリファナを、例え少量であっても所持・使用したことによって多くのカ

          カナダ、マリファナ合法化