まさかの鬱病
前回のつづきです。
私たち家族は、母のガンと闘いましたが、あっという間に母は亡くなり、
その敗北感から、四十九日が過ぎた頃に、私は無気力になってしまいました。
今になって思うことは、
自分の心が悲鳴を上げていたのに
無視していたのかも知れません。
眠れない‥憂鬱‥無気力‥
仕方なくメンタルクリニックに行ったら、抗うつ剤を処方された。
え!私がぁ?
と思いました。
旅行に行っても、
お祭りに行っても、
ディズニーランドに行っても、
楽しくないし、
家を留守にしているのも、不安
電子レンジをかけるのも不安。
あげく恐怖にまで襲われた。
「小さな箱に閉じ込められているような恐怖を感じるんです」
メンタルクリニックの先生に言っても「そうですか」だけ。
鬱病ってそういう病気なのかな?
よくわからないまま、ずっと病院に通うことになりました。
「自分の心を無視してまで、がんばらなくていいんだよ」
この思いをみんなに届けたいです。