【感想】映画ハロルドフライ
「ハロルドフライのまさかの旅立ち」を友人に誘われて観てきました。
「ガンは薬が治すんじゃないよ、大切なことは信じる心なのよ」と
青い髪の女の子に言われて、
ハロルドは、元同僚のいるホスピスまで800キロの道を一人で歩き出す。
途中いろんな人と出会い、別れて。
その出会いの中で、私が一番納得したのは、この台詞。
ハロルドが「歩くのにまだ慣れてなくて」とぼやいたら
たまたま立ち寄ったおばさんに
「本能的なことって難しいのよ。
食べること、拒食症ってあるじゃない?眠れないとか‥」
うーん。人間は奥が深いなぁ。
元同僚の為に歩き出したハロルドでしたが、自分の闇に向き合わざるを得ませんでした。
あまり書くとネタバレになってしまうので、書きませんが、
苦しくても、自分の闇に向き合わなければ、光を感じることが出来ない。
ハロルドが光を感じた瞬間に、その光がみんなに伝わっていく。不思議だけど、みんな繋がっているから。
やっぱり人間は奥が深いなぁ。
泣ける映画でした。