12人の怒れる男 大千秋楽
東京は博品館劇場
大阪公演はABCホール
千秋楽を迎えました。
ナイスコンプレックスプロデュース#5『12人の怒れる男』
コロナ禍の中、演劇をやる意味を問いつつ、私の生活そのものである役者という「職業」に向き合う日々でもありました。
この成功の確認は、大阪公演が終わり、この作品に携わった方々、お客様からも、コロナにかかることが無かった。と、確認出来た時かもしれません。
(公演後にかかったとしても、舞台を疑われる世の中の事情の身である事は承知だからこそ、ここからの危機管理が大事。)
その中で、この公演を諦めず、
東京公演の劇場を博品館劇場に急遽変更し最大限の出来る限りのコロナ対策を打ち公演に挑み成功させ、更なる大阪公演に舵をきり今日この日を迎える事が出来た中で、私が想像するよりはるかな、凄まじい心労がナイスコンプレックスさんには、降りかかったと思われます。
それを微塵も感じさせず今まで通り、いつもの様な、演出と役者の立場通りの関係で、稽古と本番に向き合わさせて頂いた事に感謝致します。
この公演が無ければ、私は根無し草だったでしょう。更に何かを手放さなければいけなかったかもしれません。
2週間後、健康に関して何事もない事を祈り、その時に舞台の成功を、家族と喜びたいと思います。
役者の前に、、、、、
家族を持つ身として、これから、この日本(じゃなくても良いが)という場所で、どう生きて行くのか、考えていこうと思います。
日本のコロナの状況をみてですが、舞台も今年は続けさせて頂きます。
勿論、強行突破はしません。
延期も視野に入れます、配信のみだって考えます。
でもやります。
しかし1人では出来ません。
エンタメが自分が携わる作品が、皆様にとって必要とされる事を目指して精進したいと思います。
100パーセントの「安全」は、何を、何処をみてもありません。
ただ100パーセントに近づける努力をしつづけます。
リスクを背負いながら、そして回避を、目指して、安全な、皆さんと喜びを分かち合えるものづくりを目指します。
今回、宿泊先の商店街が日本一長いアーケード商店街だった様です。
しかし外食は控えてホテルでテイクアウトでした。作品を作るためにはしばらくはこうなります。
しかし、力になりたいと思うのは、当たり前ですよね、助け合いたいです。
全長2キロのアーケード、そこで働く方々も、我々同様に必死だと思います。でも笑顔が沢山ありました。
きっとコロナ禍でなければ人であの商店街は活気に溢れていた事でしょう。
笑顔を見せあって前に前に進みたい。
でも弱者が辛酸を舐めるような、世界にはなってはいけないとおもいます。
「12人の怒れる男」
に出てくる12人は世の中を垣間見せてくれました。
無関心が○○を招く
「無関心」を装うのも含む。
気をつけなければ。
話を戻します‼︎‼︎
大阪公演の配信があるのです。
お金に余裕がある方、作品に興味がある方、さひがしに興味がある方、ナイスコンプレックスさんに興味がある方、エンタメというものを応援してもよい方。
よろしくお願い申し上げます。
今日は家族と寝ます。
シアワセです。
でも実は幸せが当たり前ではないという、一つ一つが奇跡の中で自分が知らない中で、今があるのかもしれないシアワセ。
かみしめます。