佐橋佳幸
最近の記事
“ What’s UGUISS ? (UGUISSって、なんだ?)”第十三話「New Moon Shine」Text by 冨田麗香
バンドでデビューすることが一つの夢で、 おなじメンバーで13年活動しデビューは叶わぬままバンドは解散。 大好きな歌をどうにかうたい続けていくために2011年大阪から上京。 ソロデビューは叶えられたけどなかなかうまくいかず それでも大好きな歌をうたいたくて音楽に触れていたくて 色んな形で活動してきました。 そのなかでとあるセッションで出逢ったのがドラムの淳さん。 それから5、6年が経ちまさか淳さんから "UGUISSの…"と話をされびっくり それでも私が選ばれるなんて信じられ
“ What’s UGUISS ? (UGUISSって、なんだ?)”第十二話「New Moon Shine」Text by 松本淳
2枚目のアルバムのレコーディングを終えたばかりに 程なくして解散が決まった。 失意のどん底だった。 人生とはこんな儚いものなのか。 けれど落ち込んでばかりはいられない。 ちょうど2人目の子どもが生まれたばかりだった。 とりあえず夜中のコンビニのバイトを始めた。 ある日、TULIPがドラマーを探しているとの連絡があった。 すぐさま財津和夫さんに会った。 UGUISSのレコードを聴いてくれていた。 ピアノの前でコーラスのパートの確認をすると、 その場でメンバーとして加入が決まっ
“ What’s UGUISS ? (UGUISSって、なんだ?)”第十一話「New Moon Shine」Text by 柴田俊文
解散が決まった時は凄く落ち込んだ レコード作って出したら絶対ヒットすると思ってたし そうでなくてもセカンドアルバムレコーディングしたし (いろいろあったけど)このアルバムで勝負だなんて考えてたから でも解散が決まって割とすぐにシンガーのバックでとか ウチのバンドで演奏しないかとかお誘いがあって なんか考えてる間もなく次のステップに突入して行った感じ メンバーとも仲が悪くなったわけではないし 別々になっても一緒に仕事したり連絡は取り合っていたからね 10年後にクロコダイ
“ What’s UGUISS ? (UGUISSって、なんだ?)”第十話「New Moon Shine」Text by 佐橋佳幸
バンド解散後の虚無感と喪失感を救ってくれたのは、 やっぱり音楽だった。 自分にできることは音楽しかなかったし、 他の選択肢など思いも寄らなかった。 ”曲を作ったり、歌の伴奏をすることなら、 自分にもできるかもしれない” そう思って音楽人生をリスタートしてから、 早40年が経った。 たくさんの人たちと出会い、 たくさんの作品に関わっていく日々は、 僕の人生を豊かなものにしてくれた。 バンド時代には出会う機会もなかったであろう、 才能溢れる数多の音楽家と、 作品作りを共にすること