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正月飾り作り。

毎年、いまごろになると地区の公民館で正月飾り作りが行われます。2度の喪中がありましたが、もう10年近く参加しています。

わたしがそうだったように、喪中の家は正月飾りを飾れないので、いつものあの人が今年はいないなぁ... 、ということがままあります。今年も顔なじみの数人がおらず、どうしたのかなぁと思うも、普段からお付き合いがある間柄ではなく、その方たちがいない理由は分らぬままです。

来年またお会いできるかもしれないし、お会いできないのかもしません。

お正月飾りを作れるということは、家族のみなが安泰である証し。この1年の楽しかったこと、大変だったこと、苦しかったことも含め、こうして年末まで無事に越してきたことに感謝して、藁を綯いました(と、言いつつ、ほぼ先生にやってもらっていたちゃっかり者はわたしです。笑)

その先生が、ぽつり。

来年は来られねぇかもしれんなぁ。息子が病気なんだよ... 。

毎年、できの悪いわたしたちのために(1年経つと作り方をさっぱり忘れてしまい、一から手取り足取り教えていただきます)、参加者全員に行き渡る数のサンプルを作ってきてくださり、「好きなものを持ってくといいさぁ。だけども、1つは自分でこさえなさいよ。余分に作って近所に配ればいいさ」と、布袋様みたいな笑顔でおっしゃるのです。

今年もたくさんの「これ持っていきなさい」をありがとうございました。どうか来年もお会いできますように。

わたしは元気です。
みんなも元気でいてください。

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