嫌いは嫌い、それで良し。
わたしランキングで、宇宙イチかわいこちゃんの実々(甲斐犬♀13歳)って、ほんとにかわいい。だけど。嫌いな相手には牙をむく。鼻にしわを寄せて、低くウゥゥ~と唸りつつ、それ以上近寄ったら咬むぞ!襲うぞ!態勢になる。
直後「ウ~しちゃったね」と声をかけると、「あぁぁぁぁー、またやっちゃった」な感じで、耳を寝かせてゴメンネとでも言いだけに優しい顔に戻る。この時、叱らない。叱る理由がない。襲っていたら別だけど、実々の本能がそうさせるのだから、まぁしゃーない。
わかりやすくていいなぁ、と思う。といって、わたし自身はそうしたいとは思わない。人間だから。大人だしね。正論が正しいとは思ってないし、日本人相手に日本語が通じないことは何度も経験しているし。関わらずに済むなら関わらないに限ると、そう思っている。
それでも関わざるを得ない時は、自分のまわりに見えないシールドを張りまくる。それ以上、相手が入って来られないようにする。時間はかかるけれど、そうこうしているうち相手もわたしのシールドに気づく。かけた時間の分だけ、苦手なヒトやモノ、コトに関わらなくて済むようになる。けんかはしない。くどいけど大人だから。
自分の城から出ないこともアリだよ、と実々が言う。
I agree.
ほんとだね。見習います。