いつもと変わらない格好がいいの。
夫:出張なんだよね。
わたし:うん、そうだよ。
夫:ってことは仕事だよね。
わたし:うん、そうだよ。
(ま、「やや」遊びも含まれてるけど)
夫:それで行くの?
わたし:それって、この格好のこと?
夫:その格好って、ちょっとそこまでっていうか、なんていうか犬散歩のときとあまり変わらないけど、そんなんでいいの?
わたし:えーっ、いつもより少しきれいめなんだけどな、わたし比で。でもさ、いつもと変わらないってのがいいと思うの。荷物が多くて重たいから、履きなれたスニーカーと洗いこんだシャツonシャツが動きやすいし、快適だし。現地のお天気がコロコロ変わる予報だから、暑けりゃ脱いで、寒けりゃ重ねて、って感じなのよ。
でね。
最終日は、飛行機に乗る時間ぎりぎりまでワークショップやって空港まで行くことになっちゃうから(たぶん走る状況になる → 実際走った)、ゆったりしたワンピースにしたのよ。席に座ったらバタンキューできるよに。これでも5日間のコーディネイトをしっかり考えてるのよ(前半3日間は着た切り雀だけど)。なにより清潔が一番だもの。
+
いつもと違うことをすると落ち着かない。身の丈に合わないことをしようと失敗する。いつだってスタート時は緊張してるけど、緊張する原因は「準備不足」「やれること以上のことをやろうとする」「自分を誇張する」「柄じゃないのにかっこよく見せようとする」だと知っているから。
いつもどおり、って案外難しいのよね。だから、毎日の犬散歩に行くみたいないつもの恰好がわたしを守ってくれる。わたしは小心者だから、そういう鎧が必要なの。
犬散歩に行くような
いつもの普段着で出張に行く。
気が付けば長年の夢が叶ってたヽ(^o^)丿
夫は「そんな恰好で行くの?」と言うけれど、こんな格好こそがいいのよ。あはははは。