誰かの喜ぶ顔を思い浮かべながら。
なんでもそうなのだけど、わたしがしている日々のアレコレは、誰かの喜ぶ顔が見たいからやっている、それに尽きます。
金継ぎワークショップの冒頭で、参加者の自己紹介を聞く時間がとても好きです(ヘッダーの写真がそれ)。「割れたり欠けたりしたうつわ」を繕ってまで使いたい、その思いが語られます。ふたつとない唯一無二のストーリー。約2時間半のワークショップを終えるころには、うつわに宿っていた思い出の断片も一緒に繕われるのかな。さらに愛着が増したうつわを慈しむシーンを、毎度毎回見させてもらっています。
ヘッダー写真に写るポートランドでの金継ぎワークショップを終えた時、こんな話しをしたと自分メモが残っていました。滞在中3回のワークショップを行ない、この日が最終日だったこともあり、I made it! とも♡
誰かのためは自分のため。
人を思い、自分を思う。
人にも植物にも
愛はなにより大事だと
再び動きはじめた人々を見て
愛だよ、愛、と思う夜です。