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器のサイズガイド|豆皿から大皿までの用途をざっくり解説
でいるかもしれませんが、器には用途ごとに適したサイズがあります。たとえば、お漬物や薬味にちょうどいい「豆皿」、取り皿として便利な「中皿」、大皿料理を盛り付けるための「大皿」など、器のサイズごとに使いやすいシーンが異なります。
また、和食器では「寸(すん)」や「尺(しゃく)」という単位を使ってサイズを表すことが多く、これを知っておくと器選びがもっと楽しくなります。この記事では、器のサイズごとの特徴やおすすめの用途をざっくり解説していきます。
器のサイズを表す単位「寸」と「尺」
器のサイズ表記では、一般的に「cm(センチメートル)」が使われますが、特に和食器では「寸(すん)」や「尺(しゃく)」という単位がよく登場します。
1寸 = 約3cm
1尺 = 10寸(約30cm)
例えば、「五寸皿」と書かれていたら、直径約15cmの器ということになります。和食器を選ぶときは、この「寸」表記を目安にすると、実際のサイズ感をイメージしやすくなります。
各サイズの特徴と用途
1. 豆皿・手塩皿(直径4.5〜6cm/約一.五〜二寸)
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小さなおかずや薬味、漬物、ちょっとしたおつまみを盛り付けるのにピッタリなサイズのお皿です。
かつて食膳のお浄めを目的とする塩を盛る皿として使われていたことから『手塩皿』という名前になりました。
食卓のアクセントにもなり、柄や形にこだわるとより楽しく使えます。醤油やタレを入れたり、複数のおかずを少量ずつ盛り付けたり、和菓子をちょこんと乗せたり、おしゃれなプレートとしても活用できます。
2. 小皿(直径9〜12cm/約三〜四寸)
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先ほどの豆皿同様の使い方も可能で醤油皿としての使い買ったもできますし、おかずを乗せる副菜皿としても活躍します。
餃子のタレやドレッシングを入れるのにも便利ですし、取り皿としても使えるサイズ感で、家族や友人とシェアする際にも重宝します。
3. 中皿(直径15〜18cm/約五〜六寸)
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家庭で一番よく使うサイズで、主菜やパン皿、取り皿など幅広く使えます。
和洋中ジャンルを問わず料理からデザートまでどの用途にも使えます。
小皿との組み合わせも考えシンプルで無地なものを選ぶと食器揃えに失敗しないです。色は迷ったら白にしておけば間違い無いです!
食卓のバランスを取るためにも、一家に数枚は持っておきたいサイズですね。
4. 大皿(直径24cm以上/約七寸〜八寸)
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パーティーや家族向けの大皿料理に最適な皿なので一皿で完結する料理を盛ることが多いサイズです。
メインの肉料理を乗せたり、副菜も一緒に乗せてワンプレートにしたり、カレーやパスタにも最適です。
おしゃれなテーブルコーディネートにも使いやすいので、丸皿だけでなく、いろいろな形を持っていても困ることがないですよ!
まとめ
器のサイズは、用途や食卓のスタイルによって選ぶのがポイントです。例えば、少しの漬物や薬味なら「豆皿」、副菜や取り皿なら「小皿」、万能に使いたいなら「中皿」、みんなで取り分ける料理には「大皿」といった具合に、用途に合わせて適切なサイズを選ぶことで、食卓がもっと快適になります。
また、「寸(すん)」という和食器特有のサイズ表記を知っておくと、お店や通販での器選びがしやすくなるので、ぜひ覚えておきましょう。普段の食卓にちょうどいいサイズの器を選んで、もっと食事を楽しんでみてください!