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食卓を彩るカトラリー選び|素材や用途別のおすすめ選び方
カトラリーは毎日の食卓に欠かせないアイテム。どんなカトラリーを選ぶかで、食事の印象や使い勝手が大きく変わります。とはいえ、形や素材がさまざまで「何を選べばいいの?」と迷ってしまうことも。そこで今回は、カトラリーの種類や選び方、うつわとの相性までしっかり解説していきます!
1. カトラリーの種類をざっくり解説
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まずは基本のカトラリーをチェック!
① 箸(おはし)
主な用途:和食全般、麺類、ご飯もの、煮物、刺身など
選び方のポイント:
大人用は 22〜24cm 程度が使いやすい。
滑りにくい加工がしてあるものが◎。
和食以外にも使いやすく、日常使いの定番。
② スプーン
スプーンは用途によってサイズが異なりますが、中くらいのスプーン(18〜20cm) を一つ持っておくと万能!
主な用途:スープ、カレー、シチュー、ヨーグルト、デザート
選び方のポイント:
スープ用は深めのもの、カレー用は浅めのものが食べやすい。
デザートやヨーグルトにはティースプーン(13〜15cm)がちょうどいい。
③ レンゲ
主な用途:ラーメン、炒飯、中華粥、麻婆豆腐
特徴:
深さがあり、スープと具材を一緒にすくいやすい。
陶器製や樹脂製が一般的。
長さ 14〜16cm で、器にかけられるデザインが便利。
④ ナイフ・フォーク
フォーク
用途:パスタ、肉料理、サラダ、デザート
選び方:普段使いは ディナーフォーク(18〜20cm) 、パスタ用には少し細めのものが◎。
ナイフ
用途:肉料理、バターやジャム、パンのカット
選び方:普段の食事は ディナーナイフ(20〜22cm) が無難。
2. 素材別の特徴とおすすめ選び方
カトラリーを選ぶとき、第一印象で好きなデザインを選ぶのも大切ですが、うつわとの相性 も考えましょう。基本は シンプルなものをベースにしつつ、アクセントとして個性的なデザインを取り入れる のが◎。
① ステンレス製(王道&万能)
特徴:耐久性が高く、手入れが楽。どんな食器とも合わせやすい。
おすすめの選び方:
スプーン&フォークはステンレスで統一すると無難。
マットな質感だと上品に、ピカピカしたものは高級感が出る。
② 木製(和食との相性◎)
特徴:口当たりが優しく、ナチュラルな雰囲気。
おすすめの選び方:
お箸は木製がベスト!和洋どちらにも合う。
木製スプーンはスープやヨーグルトに使いやすい。
③ シルバー製(高級感のある特別なカトラリー)
特徴:高級感があり、おもてなしにぴったり。ただし手入れが必要。
おすすめの選び方:
普段使いなら「シルバーメッキ」でもOK。
アクセントにゴールドのフォークを入れるとおしゃれ。
④ プラスチック・樹脂製(軽くてカジュアル)
特徴:軽くて持ちやすく、子ども用やアウトドア用に最適。
おすすめの選び方:
子ども用はカラフルなデザイン&シリコン素材が◎。
持ち運び用に軽量タイプを選ぶと便利。
うつわの素材の選び方に関して、もっと詳しく知りたい方はこちらから!
3. 料理に合わせたカトラリーの選び方
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料理によってカトラリーの口当たりや感触を考慮すると、より食事が楽しめます。
温かいスープ には金属製より 木製スプーン が◎。冷たさを感じず、口当たりも柔らかい。
アイスクリームやシャーベット には 金属製スプーン が最適。冷たさをダイレクトに伝え、すくいやすい。
また、うつわの保温性 もカトラリー選びに影響を与えます。
陶器の器は保温性が高いため、スプーンやフォークも温めておくと食事がより快適に。
ガラスや金属の器は冷たくなりやすいので、冷製料理と相性が良い。
4. カトラリーとうつわの組み合わせに注意!
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① 傷がつきやすい組み合わせは避ける
木製や陶器の器に金属製のナイフやフォークはNG!
釉薬が薄い陶器や木製プレートは、金属カトラリーで傷がつきやすい。
和食器や木製トレーには、木製や竹製のカトラリーを合わせるのがおすすめ。
② 食べるときに不快な音が鳴る組み合わせを避ける
フォークが陶器の皿にこすれるキーーッという音は不快!
金属製のカトラリー×ザラザラした表面の器は大きな音が鳴りやすい。
静かに食事を楽しみたいときは、木製やシリコンスプーンを活用!
まとめ
カトラリー選びは、使いやすさはもちろん、料理やうつわとの相性を考えることも大切です。適切なカトラリーを選ぶことで、食事の楽しさや快適さがぐっと増します。お気に入りのカトラリーを見つけて、毎日の食卓をより豊かにしてみてください!