(好き)と(綺麗)を再確認
私は今フラワー装飾技能士1級の練習をしています
国家資格であるフラワー装飾技能士の練習は実技と学科試験があります
実技試験では複数ある形の中(花束、アレンジ、ブーケ)があり
試験日に決まった形を時間内に作る決まりです
それぞれサイズがありすべて頭にいれなければなりません
決まった形を作るって
見やすいでしょうか?分かりやすいのでしょうか?
フラワーデザインのかっちり決まった形を作る
難しいですね💦
試験練習の2日後に
池坊のお稽古がありました
正直、くたくたで上司からも
難しいやろう?と声をかけていただきました
今日は生花正風体の桜の一種生けでした
私は生花はどちらかというと苦手でした💦決まりごとが多く、守らないといけない事が多いからです
でも、出来上がった姿は美しいと感じます
桜を一本手に持った時
私は桜の姿に目を奪われました
数日前までは
試験のため、花にワイヤーをかけ姿を変えて曲げたり、センチや時間に追われていた私は
桜の自然な姿が美しいと
ここでためたら(曲げる)いい
この顔が美しいと
手が自分から自然に桜を生けていました
そして私はなにより
楽しい、生け花が楽しい
そう思えました
普段と何が違うのだろう
試験での決まった形を見たからこそ
自然な花の姿に惹かれたのだろうか
なにより、練習をしているからこそ
花をより、仕事以上に意識して触っているからだろうか
楽しい
生け花も決まりごとが多くて難しいなぁって悩んだ事も沢山あったけど
素直に楽しかった、綺麗だなぁ、桜
と思えたんです
すべて花の仕事だと言われればそれまでなんですが
やはり自然が1番綺麗だと
自分で形を作り込んだからこそ手も目も鍛えられている
普段からってこういうことなのかもしれません
早く、早く
ワイヤリングなんて苦手で大嫌いだけれど
やったからこそできる美しさもあります
それに反するように自然に自分の手でつくる
美しさにも気づけました
フラワーデザインの試験練習をしていて良かった
生け花をやっていて良かった
どちらも好きで綺麗だけれど
やっぱり私はこれかなっていうのを
決めていきたいと思いました
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