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秋のブロック大会(花屋のコンテスト)を終えて

最近、noteを書くのが疎かになっておりました、反省もかねて
秋にあったコンテストの事を書きたいと思います

10月に私が毎年挑戦させて頂いているコンテストが開催されました

私も持ち込みの作品を持って朝早くから会場に向けて車を走らせる

作品作りと仕事でクタクタ
寝不足が続いていてうとうとながらも熱いブラックコーヒーとエナジードリンクを流し込み(笑)

コンテストのためにやってきた!
力を試したいという気持ち

作りたい作品はできたんだから…大丈夫!
と自分自身を励ましながら車を走らせました
会場までは2時間半かかりました

『事故なく気をつけて行ってらっしゃい』
と背中を押してくれる上司のため
この1年何も考えずにしてきたわけじゃない
悔しい思いもしてきたわけやし…

大丈夫、大丈夫
って

去年は一次予選通過しかできなかった…
ましてや、去年はコロナで3年ぶりに開催されたコンテストでした

全国大会の切符をかけての大切な大会
3年も待った!頑張る〜!と
意気込んだのも
空回りしてしまい…
すべて私のせいなのだけれど

こうやって文章を書いていても

力不足だったのだな
意識が足りなかったのかな 

『頑張った』は認められた人だけしか称賛されないのかな
と思ってしまい、落ち込みます

今年は33作品が出品されました

今回は、全国に行く枠が一枠増えて
6人に

それにともない、ファイナル競技に出場できるのが10人から12人に増えました

そこから代表者が選ばれます

ファイナル競技は私は過去に2回ほど立たせていただきましたが
代表にはなれていません

今年の33作品の中から最低でも12人に選ばれる作品を作って持って行かないといけない

私は会場に早めにつきましたが
お世話になる支部さん方はもっと早めに会場の準備をされています

ご挨拶をして
手直し場に作品と必要な花材を運びます

同じ支部の女性の先輩から言われた言葉で
今年は若い子達も出るよと
私もいつまでも下じゃないんだなと感じましたし

私世代は花屋さんの息子さん、娘さん
2代目が何人か同世代がいらして
ステージを共にしていました
よきライバルであり、かつ
どうしても差を感じてしまい悩むことも

その先輩から
もう中堅だよ
と嫌味なのかなんなのか
の言葉も疎ましく感じていました

比べられても…
と頭では思いつつ
先輩なのだし…と考えなければなんてことはないことです

自分と戦えばいい

毎年、持ち込み作品にはテーマがあります

それにサブテーマをつけて出品します
私はテーマが発表されてから
作品を考える方が作りやすいタイプなのですが

サブテーマはあとづけでもいい
という先輩もいて
十人十色なのだと

ただ、作品に大切な季節感は大切にしなきゃいけないと思って私は考えます

これは尊敬する先輩がおっしゃっていた言葉で守らなければと思っている大切な事

私は今回のテーマで大切な人、大好きな人の事を考えて作品を作ろうと決めました

去年、いろんな方に聞きすぎしまい悩み

自分が何をしたいのか
何が好きなのか
私らしさってなんなのか悩んだ反省があり

今回は自分がやりたいこと
私が好きなのはこんなデザイン
こういう花が好きだ
主役は花なんだ

私らしい花…
誰にも相談せずに出品できたのが
今年の私の去年の私に胸を張れる事かなと

結果は…33作品中
10位をいただき、ファイナル競技に立てる事ができました

ただ、こっからが
本番なんです

過去にファイナル競技に立てました
わーい!では先輩や上司に頭をはたかれました

今から、今からが大変なんです
ファイナル競技は
お客様、いや、同業者の先輩方の前で
花束25分
ステージアレンジメント35分
花材や花瓶、器は…その時まで分からない

今まではファイナル競技まで立てた
私にしたら上出来やろ…なんて思っていた
過去のあたしはアホ

私は代表になりたいんだ
ここで喜んでどうするねん

コロナ前には2回立てたんだ

コロナあけて、去年立てなくて悔しかった
本当に悔しかった

ファイナル競技は
普段の仕事の中からの勉強

足りなかったです…

全然手応えなしでした
私がいけなかったんです

涙すら出ませんでした
自分の悪いところが手にとるように分かるから
審査員の方にも作品の御意見は聞きませんでした

私がいけん…
手が…動かなかった

それだけのファイナル競技でした

ファイナルに立てて良かったね!
なんて作品を出し始めた人が言われる事

私はそんな時代をとうに過ぎていたんだ
若いつもりでいるし
時間はまだあるって

やり直しなんていつでもできるっていう気持ちがあったのかも

今年も代表にはなれませんでした
持ち込み作品は
大好きな作品ができたのは
私の成長だったんだろうけど

お花は数学的思考で
才能だけでやっている人なんてめったに居ない仕事なのだろうなと…

デザインって…大変だけど楽しいけど
辛いなって…

コンテスト後に上司の顔を見て
涙が流れた今年の大会でした

負けた
誰のせいでもない
私のせいで

悔しいは変わってないから
また、頑張ろうと思います

長々と読んでいただきありがとうございました









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