体験は代え難い
「苗欲しい人いませんか?」
個人で有機栽培をしている大学の同期がFacebookにこんな投稿をしていました。私は躊躇なくコメントを入れ、数日後に行くと決めました。
本当はその日、献血の予約を入れていましたが、翌週にリスケができたので即様交通手段を予約。(勢いが大事)
苗を貰うのが事のきっかけでしたが、ちょうど畑仕事もあるので手伝わせていただくこと。東京に住んでいると、こういうのがまたウキウキするんですよね。なんせ、前日は全然寝れてませんでした(笑)
※睡眠5時間で3回も覚醒
大変なものはやはり大変
余計なことはさておき、当日はワークマンで作業用手袋を新調していく気持ちの入れようでした。お邪魔した畑の周りは背丈にもなる雑草ばかりで、正直「ここで作っているのか!」という場所でした。
実際に農作業体験してみると、繊細で根気のいる作業ばかり。
倒れないように1つずつ紐で括りつける。
傷をつけないように、熟したものだけ取る。
天気を見計らって作業する。
こういった "自然との対話" を、何十日、何ヵ月も通してようやく私たちの元に届く。これを体験してるかどうかは、野菜のことを知る上で雲泥の差になると実感した。
生き生きとしている
「食べてみて!」と渡してくれたのが、今朝も出荷していた『さやえんどう』。
若いものは『さや』が柔らかいので、このまま食べられます。なので「さやえんどう」と言われる。「なるほどね!」と改めて思いました。検索すればわかるようなものですが、体験すればパッと覚えられますね。
ちなみに、中の豆だけが「えんどう豆」。最近はこれを原材料にしたプロテイン(Peaプロテイン)もありますが、タンパク質だけとは何てもったいない。栄養価の高さは言うまでもなく、味も本当に美味しいんです!茹でたてのトウモロコシと同じ位の甘さ!どうやって料理にしようか、楽しみでしかありません。
そうした中で感じたことは、育てている野菜も、そこで生きている人もなんだか "元気" なこと。今の自分、はたまた時代に足りないものなのかな~、とこの記事を書きながらしみじみと思いました。
鮮明化こそ行動の源
私は実家の日本蕎麦屋でもお仕事をしていますが、将来は蕎麦などの栽培もやってみたいなと思っていまいた。
美味しい料理が作れて、お客様が来てくださるお店があっても、やはり生産者がいなくては成り立ちません。手広くやり過ぎて、仕事が雑になることはやってはいけないことですが、地方にある技術や素材、想いといった良いものは無くしてはいけない。老舗もその時に見合った形に変化していかないと生き残っていけない。
「今日の経験はその "原石" であって、いつか輝やくものにしていきたい。」
そういった想いで磨き上げていきたい。
~その他の写真~
2色のロメインレタス
確か大根😅
まだ若い人参
ルッコラの花
生にんにくを天日干し中
お目当ての1つの苗もこんな感じに
海もキレイで最高でした。
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