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【エンジニアインターン/インターン生インタビュー】遺伝子研究での解析からプログラミングに興味を持ちインターンへ。大堀さんインタビュー

採用担当の山本です。
今回は、エンジニアインターンとして活躍している大堀さんにお話を伺いました。情報系の学部学科ではなく、農学部ではあるものの遺伝子という分野を専門としていた大堀さん。インターンとしてどのような日々を過ごされているのか、是非ご一読ください!!


東京オフィスでインターンする大堀さん

まずは簡単にご経歴をお願いします!

現在は大学院の博士1年ですが、休学中です。
大学は農工大に通っています。農学部で植物全般について学んでおり、3年の秋から遺伝子の乾燥ストレス耐性の研究をする研究室へ入りました。
植物は例えば暑さや空気の乾燥など、ストレスにさらされると、水分が葉っぱの表面から出て行ってしまわないように、自分で気孔をふさぎます。
そのときの数100~数1,000の遺伝子が協調して動くので、重要な動きをしている遺伝子はどれなのかを調べていました。
植物の遺伝子には機能が判明しているものとそうでないものも多くあり、判明していない機能を明らかにしていく研究です。
博士にいたる現在まで同じ研究室ですが、IT業界への就職に興味を持ち、今は休学してIT業界への就活をしています。

遺伝子の研究室で学んでいたところから、「IT業界」に興味を持ったきっかけはありますか?

実は研究室で遺伝子の解析をする際、プログラミングを扱うことがあり興味を持ちました。
研究室で扱うデータは大規模なものは外注先の企業様に依頼することもあり、数10GBくらいの大きさです。そのデータをプログラミングを活用して解析しました。

ちょうど、2020年にコロナ禍となったこともあり、緊急事態宣言中は外出もできず、研究室にも行けなくなってしまったため、実はひまつぶしでプログラミングを学び始めました。
最初はC言語にチャレンジしましたが、C言語では出来上がるアプリケーションのイメージがわかず、pythonやPerlにチャレンジしたところ具体的にイメージできるようになりました。

植物の研究を続けたい気持ちよりも、プログラミングに興味を持ち、IT業界で働きたいという気持ちが大きくなったことから、休学し、就活を始めています。

サグリへのインターンを始めたきっかけは?

大学を休学してから就活と並行してインターンをやってみようかなと考えていました。
サグリは自分のバックグラウンドでもある「農業」と興味のあった「IT」の掛け合わせであったこと、そして「衛星データの活用」という分野がユニークだな、と思い興味を持ちました。
他にもインターン生が働いているということも聞いたので、サポート体制もありそうだな、と思いましたし、実際にインターンをはじめても、新しく入ってきたインターンメンバーにはサポートがあります。

インターンとして入社されてからのことを教えてください。これまでどのような仕事を担当されましたか?

最初は、サグリの主力サービスでもある、「アクタバ」「デタバ」のデータの突合作業です。自治体が「アクタバ」「デタバ」の利用を開始する際に、データ解析を行うための事前整備として、自治体の持つ「地番台帳」とシステム内の地理データを突合する必要があり、データの突合をプログラミングを活用しながら行う業務をインターン生が担当しています。
地理的な情報を扱うためのモジュールのセットアップや使い方などは独特だったのでキャッチアップが少し大変だった記憶があります。

また、直近リリースした「地番検索くん」でも法務省が提供するデータベースを変換し、サグリがサービス提供のために利用するデータベースへアップロードする業務を担当しました。
直近も官公庁からの依頼でサグリが取り組む案件でのデータクレンジングなども担当しています。

サグリ内でもさまざまなプロジェクトに関わっているんですね。印象に残っている仕事はありますか?

地番検索くんのデータ整備は、単純作業だったのですが、自分で勉強して自動化ツールをつくったことでかなり効率化できました。
いかに早く終わらせらえるかを考え、自分なりに工夫しました。
作成した自動化ツールはスクレイピングをしてコマンドひとつでデータをダウンロード、収集できるようにし、自動でブラウザを立ち上げコマンド一つでサグリ側のデータベースにアップロードできるツールです。
ツールを動かしている間は自分も他の作業ができるのでかなり効率化できたと思います。
周りの社員さんからも「はやくていいね!」と言ってもらいました。

反対に、サグリにインターンとして入ったら、これは結構大変かも、という仕事はありますか?

「アクタバ」「デタバ」のデータ突合はチームで行っているので、自動化ツールを作ったとしても、自分が何を想定してこういう動きに設定したか、使うメンバーに意図が伝わらないと使いこなすことが難しく、バグが出てしまうので、そこが難しさだと思います。

サグリはベンチャー企業ということもあり、少人数でいろんなことを兼任していたり、スピード感を持ってやらなきゃいけないということも感じますね。
チームとして働く中で、助けを求めているメンバーがいたらなるべく早く応答するということや、言われたことをやるだけではなく、こうやったらうまくいくのでは?と自分で考えることや自分の意見をみんなに対して発信していくことは心がけています。

ベンチャー企業への印象は変わりましたか?

もともと、ベンチャー企業というと、会社によってはブラック企業なのかな、と思っていましたが、サグリはオンオフのメリハリがしっかりしていると思います。
自分に対しても休日にいきなり連絡がくることもないですし、働く環境も配慮されており、社員の方の残業もそこまで多いイメージはありません。
サグリは良いベンチャーなんだなと思いました。

インターンをやってよかったことはどんなところですか?

サグリの事業は社会貢献性が高いのでやりがいがあり、やってよかったと感じます。農業は少子高齢化の影響も大きく、課題となっている分野なので、衛星データを使って判定し、人手でやらなければいけないことを減らしていく、ということは世の中のニーズにも合っていますし、時代の流れの最先端である取り組みをやっているという実感が持てます。

就活でもエピソードとして話ができ、面接官からも興味を持ってもらえることが多いです。
衛星データの活用はこれからの分野でもあるので、「何をやっているの?」と興味を持って聞かれます。
もちろんIT分野での実務経験としてもプラスになるのではないかと思います。

今後インターンとしてやってみたいことはどんなことですか?

サグリの主力サービスである「アクタバ」「デタバ」の中身の部分にもっと関わりたいなという気持ちがあります。
社員であるエンジニアさんの会話は耳に入りますが、機械学習などの知識がないところもあるので、せっかくインターンとして働いているのであれば少しでも理解できるようになれたらいいなと思いますね。
フロントエンドなど、ユーザーが直接見える部分にも興味があります。
例えば、「地番検索くん」は今、都道府県と市町村をプルダウンで選択する方式ですが、もっと簡単に検索ができるような機能開発なども取り組んでみたいと思うポイントです。

最後に、サグリでのインターンを検討する方にひとことお願いします!

学生のうちからベンチャー企業で働くという機会はなかなかないと思いますし、勉強になると思います。
サグリは特に、社会貢献性の高い事業なので、新たに知ることも多く、学びの多い環境です!是非チャレンジしてみてください。

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